2014年5月17日（現(xiàn)地時(shí)間）、開催中の第67回カンヌ國際映畫祭で、ジョン?ウー（呉宇森）の最新作「THE CROSSING」（中國語タイトル：太平輪）の発表會(huì)が行われた。騰訊が伝えた。

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映畫「レッドクリフ」から5年ぶりの最新作「THE CROSSING」の発表會(huì)には、ジョン?ウー監(jiān)督夫妻はじめ、俳優(yōu)の金城武やホアン?シャオミン（黃暁明）、女優(yōu)のチャン?ツィイー（章子怡）やソン?ヘギョ、長澤まさみらメーンキャストが勢揃いした。

「THE CROSSING」は、1949年に発生した中國の旅客船?太平輪號(hào)の沈沒事故と、それにまつわる3組のカップルの愛情を描いたもの。このため、中國版『タイタニック』とも呼ばれている。

ジョン?ウー監(jiān)督は「レッドクリフ」後、リンパ腫のため治療と休養(yǎng)を余儀なくされた。血液のがんであるこの病気が分かったのは、2012年のこと?！竿觇丹视钞嫟?本も撮ることができず、このまま死ぬのは後悔するだろう」と當(dāng)時(shí)、考えたことを明かしている。その後は治療の経過も良く、體調(diào)に自信が持てるようになったため、以前から撮りたいと思っていた「THE CROSSING」に著手。「勇気と愛をすべての観客に屆けたい」と語っている。

日中臺(tái)韓の人気スターが集まった同作で、ストーリーの中心となるのが3組のカップル。ホアン?シャオミン演じる國民黨將校と韓國の女優(yōu)ソン?ヘギョが演じる上海の富豪令嬢、金城武が演じる日本軍の臺(tái)灣人軍醫(yī)と長澤まさみの日本人女性、そしてトン?ダーウェイ（［イ冬］大為）の通信兵とチャン?ツィイーが演じる中國人女性という取り合わせだ。

発表會(huì)では長澤まさみが戀人役の金城武について、「子供の頃から金城さんの演技をテレビで見ていた」と発言すると、會(huì)場からは大爆笑が。続く質(zhì)問ではホアン?シャオミンやソン?ヘギョまでもが、「彼の映畫を観て育った」と口を揃え、その場は笑いに包まれていた。（翻訳?編集/Mathilda）