文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が國(guó)連総會(huì)で朝鮮戦爭(zhēng)（1950~53年）の「終戦宣言」を提案したことを受け、北朝鮮が「時(shí)期尚早」との判斷を明らかにした。9月24日、韓國(guó)メディア?ニュース1が報(bào)じた。

文大統(tǒng)領(lǐng)は現(xiàn)地時(shí)間の21日、米國(guó)?ニューヨークで開かれた國(guó)連総會(huì)において、米?韓?朝3カ國(guó)または米?韓?朝?中の4カ國(guó)での會(huì)談を呼びかけ、終戦宣言の推進(jìn)を提案した。これに対し北朝鮮の李泰成（リ?テソン）外務(wù)次官は24日、朝鮮中央通信を通し「目の前の現(xiàn)実は、終戦宣言の採(cǎi)択が時(shí)期尚早だということを示している」と主張?！赋r半島と周辺の地上や海上、空中や水中で展開されている米軍の武力と膨大な戦爭(zhēng)兵器、そして毎年さまざまな名目で行われている軍事演習(xí)は、米國(guó)が対朝鮮敵視政策を日増しに強(qiáng)めていることを示している」とし、「一觸即発の狀況が迫る中、ただの紙切れにすぎない終戦宣言がわれわれに対する敵視の撤回につながるという擔(dān)保はない」と米國(guó)に対する警戒心をあらわにした。

また李次官は、「朝鮮半島で生じるあらゆる問(wèn)題の根底には、例外なく米國(guó)の対朝鮮敵視政策が存在する」とし、「われわれを取り巻く政治的環(huán)境が変化し、米國(guó)が敵視政策をやめない限り、終戦を何百回宣言しても何も変わらない」と強(qiáng)調(diào)?！附K戦宣言は長(zhǎng)期間続いている朝鮮半島の停戦狀態(tài)の終了を明言する政治的宣言であるという點(diǎn)で象徴的な意味はある。平和保障體系の樹立のために終戦を宣言することは、一度は考察すべき問(wèn)題」としつつも、「現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で終戦宣言は朝鮮半島の情勢(shì)安定のために全く役に立たず、米國(guó)の敵視政策を隠蔽（いんぺい）するために悪用される可能性があることに気付くべき」と主張したという。

この記事を見た韓國(guó)のネットユーザーからは、「北朝鮮は常に戦爭(zhēng)を始める機(jī)會(huì)を狙っているのに、韓國(guó)だけ終戦宣言をしても何の意味もない」「殘りの任期も短いのに、なぜ文大統(tǒng)領(lǐng)はそんなに終戦を急ぐんだ？」「北朝鮮も反対する狀態(tài)なのに、國(guó)連総會(huì)で持ち出すなんて恥ずかしい」「終戦できればうれしいけど、ただの片思いじゃ戀愛は実らないよ」「文大統(tǒng)領(lǐng)が1人で空回ってる。誰(shuí)も望んでいないのに、金大中（キム?デジュン）元大統(tǒng)領(lǐng)のようにノーベル平和賞受賞でも期待してるの？」など、冷ややかな意見が相次いでいる。（翻訳?編集/丸山）