珠海航空ショーで中國の電子戦対応の戦闘機J-16D、領(lǐng)海などで運用予定の無人偵察機など初公開へ

Record China    2021年9月26日(日) 11時0分

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28日に始まる珠海航空ショーでは、中國の電子戦対応の戦闘機であるJ-16Dや無人偵察機のWZ-7などが初めて公開される。寫真は過去の珠海航空ショーの現(xiàn)場。

中國空軍は24日、広東省珠海市で28日に始まる中國國際航空航天博覧會(通稱:珠海航空ショー)で、電子戦対応の戦闘機J-16D(殲16 D)や、無人偵察機のWZ-7(無偵7)などを初めて公開すると発表した。新華社は25日になり、初公開機を含め、珠海航空ショーに出展される中國の軍用機の概要を紹介する記事を発表した。

J-16Dは、既存戦闘機のJ-16を土臺に中國が自主開発した電子戦対応の戦闘機で、「偵察?攻撃?防御一體型」の総合作戦能力を持つという。中國空軍の申進科報道官は24日の記者會見で、J-16Dの実戦化訓(xùn)練を行うことで空軍の電子戦進攻能力がさらに向上すると説明した。同機により、空軍の作戦範(fàn)囲が広がり、戦略転換も促されるという。

WZ-7は中國が自主開発した航空無人偵察機で、主に中國の國境地帯や領(lǐng)海上空でパトロールを行うという。

珠海航空ショーでは航空練習(xí)機のJL-10(教練-10)も初公開される。新華社記事は同機について、パイロットの能力向上、養(yǎng)成機関と部隊の落差縮小、飛行戦闘のための人材育成の質(zhì)と効率の向上の面で、大きな意義を持つと紹介した。

中國空軍の発表では、珠海航空ショーで早期警戒管制機のKJ-500(空警500)や爆撃機のH-6K(轟6K)については「靜態(tài)展示」を行うとされており、実際の飛行は披露されないことが明確だが、J-16DやWZ-7、JL-10については「具體的な披露の形態(tài)」には觸れられていない。

珠海航空ショーには中國の軍用機としてその他、ステルス戦闘機のJ-20(殲20)や輸送機のY-20(運20)も登場するという。(翻訳?編集/如月隼人

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