Record China 2021年9月25日(土) 23時40分
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カナダ國內(nèi)で軟禁狀態(tài)だったファーウェイの孟晩舟CFO(寫真)が25日深夜、帰國した。中國では朗報と受け止められているが、米國華字メディアの多維新聞は、中國にとって「ほっと一息」の狀況ではないと論じた。
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華為技術(shù)(ファーウェイ)の孟晩舟最高財務責任者(CFO)が日本時間25日深夜、広東省の深セン市內(nèi)の空港に到著した。孟CFOは2018年12月1日にカナダ國內(nèi)の空港で逮捕され、同月11日からは軟禁狀態(tài)に変更されたが、いずれにせよ帰國できないでいた。米國の華字メディアである多維新聞は25日付で、バイデン政権は今のところ、トランプ前政権と違う考えも示しているが、米中の対立構(gòu)図は新たな段階に入ったのであり、中國にとって「ほっと一息」の狀況ではないと主張する論説を発表した。
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孟CFOの逮捕及び軟禁は、米國當局がイラン問題との絡(luò)みで「複數(shù)の國際機関を欺くための陰謀容疑」があるとしてカナダ側(cè)に要請したことによるものだったとされる。多維新聞記事は、孟CFOの身柄の扱いについて「米中貿(mào)易戦が激烈に矛を交える中での、米國に拉致された“人質(zhì)”だった」と論じた。孟CFOが自由を奪われた期間は2年10カ月、計1028日に達したという。
記事は、孟CFOがカナダの空港で逮捕された日が、當時のトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)と中國の習近平國家主席の直接交渉により、両國とも関稅の引き上げをやめるとの合意に達した日であり、多くの人が米中が臨時休戦したと認識した矢先だったと回顧した。
孟CFOはカナダからの帰國の途上、航空機內(nèi)で「強大な祖國がなければ、私の今日の自由はなかった」と語ったという。なお、深センの空港には孟CFOの帰國を喜び、出迎えのために足を運んだ人々が待っていた。孟CFOは自分を出迎えた人々に対して、短いスピーチをした。
多維新聞記事は、米國の政権交代について、「『型どおりにカードを切らない』トランプ氏から、政治経験の豊かなバイデン氏に変わった」と論評し、孟CFOの解放はある意味で、トランプ時代の「歴史的遺産」に対するバイデン政権の姿勢の変化を示すものとの考えを示した。
記事は、バイデン大統(tǒng)領(lǐng)が先ごろの國連総會での演説で「冷戦を避ける。平和的競爭」と発言し、しかも、中國やロシアを名指ししての言及もなかったことから、「米國の歴代大統(tǒng)領(lǐng)の中でもまれにみるハト派」と見なされるようになったと解説。孟CFOの身柄を自由にしたことも、中國との関係を早急に改善したいとの重要なシグナルとみなせると論じた。
記事は、米大統(tǒng)領(lǐng)の気候問題の特使であるケリー元國務長官の度重なる訪中にも觸れ、米國に対する中國の「闘爭の最低ライン」の一線がはっきりしたことで、米國が戦略を変えつつあることを示唆すると評し、一連の動きについて即効性がある可能性は乏しいが、関係が冷え込んだ米中関係にとって、「重大で明るい知らせであることに間違いはない」と論じた。
記事はただし、米側(cè)が孟CFOの帰國を許したなどの狀況があっても、中國にとって「ほっと一息」の狀況ではないと主張。米中間の爭いは構(gòu)造的なものと指摘し、キッシンジャー元國務長官の「米中関係が以前の狀態(tài)の戻ることはない」との言葉を紹介した上で、「情勢について過度に楽観的になってはならない?;孟毪蠏韦皮亭肖胜椁胜?。持久戦の準備を十分にしっかりとせねばならない」と主張した。(翻訳?編集/如月隼人)
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