Record China 2021年9月29日(水) 9時20分
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中國における新型コロナウイルスワクチンの3回目接種のタイミングについて、中國科學院の外國籍院士で生物物理化學が専門の謝暁亮氏が見解を示した。寫真は上海の接種センター。
中國における新型コロナウイルスワクチンの3回目接種のタイミングについて、中國科學院の外國籍(米國籍)院士で生物物理化學が専門の謝暁亮(シエ?シアオリアン。サニー?シエ)氏が見解を示した。中國メディアの北京青年報が27日付で伝えた。
多くの人が2回目のワクチンを接種したとされる中國でも、3回目のいわゆるブースター接種のタイミングに注目が集まっている。謝氏は「中関村フォーラム2021」の全體會議で「1回目のワクチンを接種した後、総合抗體力価は非常に低く、2回目の接種でかなり上昇するものの、6カ月後には検査閾値(いきち)を基本的に下回り、ブレイクスルー感染が発生する可能性がある」との見解を示した。
一方で、「人の免疫システムにはウイルスの記憶がある」とし、「3回目を接種した場合、総合抗體価は顕著に上昇し、少なくとも9カ月間は高いレベルを維持することが可能だ」と指摘?!?回目の接種から6カ月後に接種した方が、3カ月後に接種するよりも総合抗體価がより顕著に上昇する」とした。
謝氏は、「2回目の注射から9カ月後の総合抗體力価はすでにゼロに近づいているが、3回目を接種すると人體の免疫記憶は速やかに喚起され、抗體力価のピークは6カ月後に接種したのとほぼ同程度に達する。12カ月後に接種しても、6カ月後、9カ月後の接種と同等の効果が得られる」とし、條件が許せば2回目の接種から6カ月後に3回目を接種することが望ましいとの見方を示した。
謝氏によると、科興(シノバック)製不活化ワクチンの3回目接種では、原始株だけでなくデルタ株でも、2回目接種の6カ月後に3回目を接種するのが最も効果的であり、9カ月後、12カ月後の接種でもあまり変わらないことが示されたという。(翻訳?編集/北田)
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