日本の植民地時(shí)代の「徴用」をめぐる問題で、韓國(guó)の裁判所が、差し押さえていた三菱重工業(yè)の韓國(guó)內(nèi)資産について売卻を認(rèn)める決定を下した。韓國(guó)の裁判所が日本企業(yè)の韓國(guó)內(nèi)資産の売卻命令を出したのは今回が初めて。9月27日、韓國(guó)メディア?ハンギョレが報(bào)じた。

記事によると韓國(guó)の大田地裁は27日、「女子勤労挺身隊(duì)」として戦時(shí)中に強(qiáng)制労働をさせられたとするヤン?クムドクさん（92）とキム?ソンジュさん（92）らが日本の三菱重工業(yè)の韓國(guó)內(nèi)商標(biāo)権や特許を売卻し現(xiàn)金化するよう求めた訴訟において、一部の売卻を認(rèn)める判決を出した。

ヤンさんとキムさんには、當(dāng)初の損害賠償請(qǐng)求額と遅延損害金を含め、1人當(dāng)たり2億973萬1276ウォン（約1974萬円）の債権があるとのこと。今回売卻の対象となるのは、商標(biāo)権が2015年に韓國(guó)內(nèi)で登録された2件、特許権が12年と15年に1件ずつ決定された計(jì)2件だという。

ヤンさんら元「女子勤労挺身隊(duì)」の女性11人は、12年から3度にわたり、三菱重工業(yè)を相手に損害賠償請(qǐng)求訴訟を起こしてきた。18年には最高裁で勝訴したが、三菱重工業(yè)側(cè)が支払いを拒否。これに対し原告?zhèn)趣先庵毓I(yè)が韓國(guó)內(nèi)で保有する商標(biāo)権2件と特許権6件の差し押さえ命令を求めて提訴した。裁判所は19年3月に資産差し押さえを決定し、差し押さえを不服とする三菱重工業(yè)側(cè)の抗告を棄卻している。

この記事を見た韓國(guó)のネットユーザーからは、「民族精神を持つすばらしい裁判官」「正しい判決が下され、正義が存在することが分かって安心した」「日本からの圧力に屈しない裁判所の正當(dāng)な判決に感動(dòng)した」「この判決は歴史と韓國(guó)人の心の中に刻まれるだろう」「日本は韓國(guó)の判決を無視して開き直っているのだから、韓國(guó)も日本は無視して高齢の被害者を慰労すべき」など、賛同の聲が多く寄せられている。

一方では「『まさかね』と思っていたら本當(dāng)に実行するとは。これからが本當(dāng)の闘いだね」「親日派が黙っていないと思うよ」など、警戒するコメントも見られた。（翻訳?編集/丸山）