臺(tái)灣で大規(guī)模な停電が発生したことについて、米華字メディアの多維新聞は「中國(guó)を笑う資格なし」と題する記事を28日付で掲載した。

中國(guó)では電力制限により事前予告のない停電が各地で発生している。この原因について記事は「多くの憶測(cè)がある」とし、「中國(guó)政府がエネルギー消費(fèi)の総量と強(qiáng)度のダブルコントロール（能耗雙控）および炭素削減の設(shè)定目標(biāo)に合わせて炭素排出量の多い企業(yè)に電力制限を?qū)g施している」「國(guó)際的な燃料石炭価格の高騰に対応して、石炭火力発電所がコストに見(jiàn)合わず発電を停止した」「電力網(wǎng)が崩壊して停電した」などがうわさされていると紹介した。

一方で、「こうした狀況に対立狀態(tài)が続く臺(tái)灣から皮肉の聲が多く上がっている」とし、臺(tái)灣の専門(mén)家である謝金河氏が「能耗雙控」を指して中國(guó)本土の生産基地としての將來(lái)性に疑問(wèn)を投げかけたことを挙げ、「まるで臺(tái)灣で5月中旬に短期間に2度の大規(guī)模停電が発生したことを忘れたかのようだ」とやゆした。

その上で、「臺(tái)灣は悠々と芝居を見(jiàn)ている立場(chǎng)ではないようだ」とし、臺(tái)灣でも予告なしの停電が複數(shù)回発生していると指摘。27日夜に南部の高雄市楠梓區(qū)で原因不明の停電が発生し、4096世帯に影響が出たことを挙げた。また、28日午前4時(shí)ごろには臺(tái)北市と新北市でさらに大規(guī)模な停電が発生したとし、「原因は変電所の変圧器の漏電で、23萬(wàn)戸に影響した。午前8時(shí)には全面復(fù)舊したが、ネットユーザーからは冷房が止まったので暑くて目が覚めたとの不満の聲も出ている」などと報(bào)じている。（翻訳?編集/北田）