オムニバス映畫「我和我的父輩」の「詩」で初監(jiān)督に挑戦した中國の女優(yōu)チャン?ツィイー（章子怡）が、恩師のチャン?イーモウ（張蕓謀）監(jiān)督への感謝の言葉を語った。

國慶節(jié)（建國記念日、10月1日）に合わせて今月30日から公開の「我和我的父輩」は、チャン?ツィイーをはじめ、俳優(yōu)で映畫監(jiān)督のウー?ジン（呉京）、シュー?ジェン（徐崢）、シェン?タン（沈騰）と4人がそれぞれ監(jiān)督＆主演を務(wù)めた4作品によるオムニバス映畫。さまざまな時代背景の中、親から子への愛情と薫育を描くもので、チャン?ツィイーの監(jiān)督作品「詩」では、1970年に打ち上げられた中國初の人工衛(wèi)星「東方紅1號」の背後にある家族模様を描いている。

28日、北京市で「我和我的父輩」のプロモーション活動が開催され、4人の監(jiān)督がそれぞれ親や恩師らを招いてエピソードを語り、感謝を捧げるイベントが行われた。チャン?ツィイーによると、映畫「初戀のきた道」（1999年）で自身を世に送り出してくれたチャン?イーモウ監(jiān)督を招く予定だったが、北京冬季オリンピックの準(zhǔn)備で多忙なため、かなわなかったとのこと。しかし、初監(jiān)督作品について事前にチャン監(jiān)督に報告した時、「手助けが必要ならいつでも頼ればいい」と溫かい言葉をもらったことを明かし、蕓能界の恩人に感謝の意を示している。

「我和我的父輩」は、2019年に興行収入32億元（約556億円）のメガヒットを記録した「愛しの母國」（我和我的祖國）、昨年コロナ禍の中でも同28億元（約484億円）と人気を集めた「愛しの故郷」（原我和我的家郷）に続く、國慶節(jié)を飾る愛國映畫の最新作。29日、前売り券の売り上げが5000萬元（約8億6000萬円）を突破し、好調(diào)な滑り出しをみせている。（Mathilda）