中國が「醫(yī)學(xué)的に必要のない妊娠中絶」を制限へ、喜ぶべきか憂うべきか―獨メディア

Record China    2021年10月2日(土) 9時30分

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28日、獨國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、中國政府が非醫(yī)學(xué)的な妊娠中絶を減らす方針を打ち出したことについて「喜ばしいことか、憂うべきことか」とする記事を掲載した。

2021年9月28日、獨國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、中國政府が非醫(yī)學(xué)的な妊娠中絶を減らす方針を打ち出したことについて「喜ばしいことか、憂うべきことか」とする記事を掲載した。

記事は、中國の國務(wù)院が27日に発表した「中國婦女発展綱要」の中で「女性の生殖健康水準を高め、非醫(yī)學(xué)的な人工中絶を減らす」との方針を打ち出し、ネット上で議論を呼んだと紹介。ネットユーザーからは「女性の墮胎権を制限するもの、女性の體を道具として扱っている」といった怒りの聲や、同綱要では「禁止」という文言を用いていないものの「政策文書に盛り込まれた一文が、実際の醫(yī)療現(xiàn)場でどれだけの影響を及ぼすかは分からない」との憂慮が出ていると伝えた。

一方で、同綱要では妊娠中絶の具體的な減少方法や規(guī)制については言及されておらず、妊娠や出産に関する女性の自主選択権を保障し、望まない妊娠の予防に努めるとの文言も盛り込まれていたと説明。中國の女性人権団體創(chuàng)設(shè)者である馮媛(フォン?ユアン)氏が「これは新しい政策ではなく、これまで人々が気にかけて來なかっただけ。産児奨勵という新たなプレッシャーの中で、政策に対する人々の見方が変わったことの表れだ」と分析したことを紹介している。

そして、中國の産児政策が「できるだけ産むな」から「できるだけ産め」へと変化する一方で、市民の出産、育児に対する低いモチベーションは変わっておらず、中國國內(nèi)における妊娠中絶の比率も高いと指摘。中國衛(wèi)生當(dāng)局のデータとして、第2子の出産が認められた2014?18年における全國の人工中絶件數(shù)は970萬件と、09?13年に比べて51%も増加したことが明らかになっていると伝えた。

また、南方都市報が昨年1月に報じた內(nèi)容として、中國の統(tǒng)計上の年間妊娠中絶件數(shù)が世界の6分の1に達しており、実際はもっと多い可能性があると紹介。専門家は避妊に対する知識不足による想定外の妊娠が、妊娠中絶の主な原因との見方を示しているとした。

その上で、同綱要では「男女雙方の性に関する道徳、健康、安全意識を強め、男女が共に避妊の責(zé)任を擔(dān)うよう導(dǎo)く」「夫婦による家事、高齢者や子どもの世話などの責(zé)任の分擔(dān)を奨勵、指導(dǎo)し、男女間の家事労働時間の格差を縮小させる」との文言が盛り込まれていると紹介。馮氏が「女性の権利、利益の狀況を改善する內(nèi)容」と評価する一方で、當(dāng)局の認識や言論と現(xiàn)実の間には大きな差があると指摘したことも併せて伝えた。(翻訳?編集/川尻

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