韓國(guó)で「民主化運(yùn)動(dòng)関係者またはその子ども」（以下「民主化運(yùn)動(dòng)関係者」）枠で大學(xué)に入學(xué)した學(xué)生が10年間で142人以上に上ることが分かった。ヘラルド経済が伝えた。

記事によると、韓國(guó)では2012年度から21年度までの間に、ソウル市立大學(xué)（48人）、梨花女子大學(xué)（30人）、全南大學(xué)（27人）、延世大學(xué)（26人）などの大學(xué)へ142人が「民主化運(yùn)動(dòng)関係者」枠で入學(xué)したことが判明した。しかし高麗大學(xué)はデータを公表していないため、入學(xué)者數(shù)はさらに増える可能性があるという。

延世大學(xué)は醫(yī)學(xué)部（16年度）や歯學(xué)部（20年度）への入學(xué)者も1人ずつ含まれ、経営學(xué)部（5人）や行政學(xué)部（2人）の合格者もいるという。梨花女子大學(xué)は経営學(xué)部、経済學(xué)部、社會(huì)教育學(xué)部、數(shù)學(xué)教育學(xué)部、看護(hù)學(xué)部、ソウル市立大は電子電気コンピューター工學(xué)部、機(jī)械情報(bào)工學(xué)科、都市行政學(xué)科に入學(xué)者が確認(rèn)されている。

韓國(guó)の大學(xué)は「機(jī)會(huì)均等特別選考」の枠において一定數(shù)の學(xué)生を選抜できるが、選抜対象となるのは「國(guó)家報(bào)勲者」や親のいない家庭、障害者家庭などの合理的配慮対象者など。ただし各大學(xué)は個(gè)別に志願(yuàn)資格を設(shè)定できるといい、それにより延世大學(xué)や梨花女子大學(xué)は12年度から特別選考の中に「民主化運(yùn)動(dòng)関係者」枠を追加したという。

しかし野黨からは「親が民主化運(yùn)動(dòng)に參加した経歴が、子どもの大學(xué)入試に『スペック』として影響するのはおかしい」という指摘も上がっており、「民主化運(yùn)動(dòng)の功労者は他の國(guó)家報(bào)勲者と異なり、大學(xué)入試を控える子どもを持つ中高年層が多いため、親のいない家庭などの社會(huì)的弱者に與えられるべき機(jī)會(huì)が減ることも懸念される」との意見(jiàn)が出ているという。また記事は、「『民主化運(yùn)動(dòng)関係者』と認(rèn)定された中には最高裁が反國(guó)家団體と判斷した『南韓社會(huì)主義労働者連盟』事件で有罪判決を受けた人もいた」とし、「どのような事由で『民主化運(yùn)動(dòng)関係者』と認(rèn)定されたか不明である以上、國(guó)民の共感を得るのは困難」との見(jiàn)解も報(bào)じている。

この記事を見(jiàn)た韓國(guó)のネットユーザーからは、「『公正』の概念はどこに行った？」「これが左派の人間が言う『公平』か」「民主化運(yùn)動(dòng)に參加した人だけ出世できるなんておかしすぎる」「大學(xué)が全羅道出身者専用の學(xué)校になってしまう」「朝鮮戦爭(zhēng)で亡くなった人の子孫も選んだら？」「すぐに廃止して、特例制度も可能な限り減らすべき。事情なら誰(shuí)にでもある」など、反発の聲が相次いでいる。（翻訳?編集/丸山）