2021年9月30日、観察者網(wǎng)は、ユニバーサル?スタジオ?北京で人気を集めている悪役キャラのメガトロンが「口汚くて不快」として通報(bào)された件について「恥ずべきは人類の方だ」とする記事を掲載した。

記事は、メガトロンが「いつも『愚か者めが』などと口汚い言葉を発する」として通報(bào)されたとのニュースが流れたと紹介。メガトロンは「トランスフォーマー」シリーズにおける悪の集団デストロンのボスであり、恐ろしい見た目に加え、野心に満ちた老獪な性格で「この愚か者めが」が口癖であると説明した。

一方で、同パークにいるメガトロンはオリジナルの設(shè)定とは異なり、ダークで怖い要素を弱めてユーモアを持たせ、「この愚か者めが」などの口癖は殘しつつ來場客のアクションに臨機(jī)応変に対応してウィットに富んだ「返し」をする、「口は悪いが面白いヤツ」といったキャラクターで人気を集めているとした。

その上で、利用客とのコミュニケーションの中で「愚か者めが」といった言葉を用いることについて「メガトロンとしてはあくまで自分の仕事に徹しているだけ」と指摘。一方で、メガトロンに対して問題行動(dòng)を起こしているのはむしろ「人類の方だ」と斷じた。

そして、ある客がメガトロンに対して中指を突き立てた事例を紹介。この行為にメガトロンが「お前のジェスチャーはあまりに無禮だ。お前の親はそれを教えなかったのか？」「消えろ、お前とは寫真を取りたくない」と怒りを露わにしたと伝えた。また、2人の女性がメガトロンとの寫真撮影の行列への割り込みを巡って激しい口論を繰り広げた時(shí)には、メガトロンが「互いに一歩ずつ引き下がってはどうか」と提案するも2人は聞く耳を持たず言い爭いを続け、収集がつかなくなった挙げ句メガトロンがやむなく「退場」する事態(tài)になったとしている。（翻訳?編集/川尻）