フィギュアスケートの羽生結(jié)弦のファンが中國の観客に応援を託したとの情報(bào)に、中國大使館が反応を示した。

2022年に開催される北京冬季五輪について、國際オリンピック委員會（IOC）は中國國外の観客は受け入れないとの決定を下した。毎日新聞によると、日本のSNS上では五輪連覇がかかる羽生結(jié)弦のファンから「見に行きたかった」と殘念がる聲が出る一方で、「中國にも応援してくれる人がたくさんいる」「応援を中國の皆さんに託そう」といった聲も上がったという。

これに反応を示したのが中國駐日本國大使館だった。同大使館はツイッターで毎日新聞の記事をシェアし、「ファンの皆さんの聲がこちらにも屆きました」と応答?！钢袊谧·稳毡救摔畏健?、大會の日本人ボランティアの皆さんとともに、日本選手団をしっかり応援していきます」とつづった。なお、同大使館は先月13日にも羽生の記事をシェアし、「中國で人気爆発の羽生選手にもエールを送りたいと思います。頑張ってください！」とツイートしていた。

中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)によると、こうしたSNS上の交流について北京大學(xué)の張頤武（ジャン?イーウー）教授は「日本の人々が新型コロナ対策の必要性による決定（海外の観客を入れないこと）に理解してくれていること、國境がスポーツ愛好者の交流の妨げにはならないことを示している」と指摘した。

また、「五輪は世界的なスポーツイベントで、テレビやインターネットを通じてどこにいてもその雰囲気を味わうことができる。その過程で、各國の人々が互いに理解を深めることもまた五輪の意義だ」とし、「中國の観客が各國の選手にも拍手を惜しまないことは間違いない」と述べた。（翻訳?編集/北田）

ファンの皆さんの聲がこちらにも屆きました。北京冬季オリパラ會期中に中國在住の日本人の方々、大會の日本人ボランティアの皆さんとともに、日本選手団をしっかり応援していきます。
羽生ファン「現(xiàn)地応援、中國の皆さんに託す」北京五輪、海外客見送り | 毎日新聞 https://t.co/zibM5oYfxe

— 中華人民共和國駐日本國大使館 (@ChnEmbassy_jp) September 30, 2021