2021年10月5日、韓國(guó)?MBNは「韓國(guó)軍の給食から相次いで異物が発見(jiàn)されているが、問(wèn)題の食品を納入した業(yè)者は現(xiàn)在も変更されていない」と伝えた。

記事によると、韓國(guó)軍に納入される食品への異物混入の事例は毎年數(shù)十件ずつ報(bào)告されている。発見(jiàn)された異物は髪の毛、ビニール、プラスチックの破片などが多いが、一部では包丁、針金、昆蟲(chóng)、カエル、大腸菌群なども見(jiàn)つかっているという。

ところが、問(wèn)題の食品を納入した業(yè)者に対する実質(zhì)的な制裁は課されてないことが分かった。ある業(yè)者は最近5年で22件の異物検出が報(bào)告され、是正措置を受けたにもかかわらず、今年も97億ウォン（約9億円）規(guī)模の新規(guī)契約を結(jié)んだという。

契約を更新できた理由について、記事は「有名無(wú)実の制裁規(guī)定が原因だ」と指摘している。韓國(guó)軍の規(guī)定では、100點(diǎn)満點(diǎn)中95點(diǎn)を超えれば納入業(yè)者として選定が可能となる。品質(zhì)に問(wèn)題が確認(rèn)されると減點(diǎn)されるが、重大な異物が発見(jiàn)された場(chǎng)合でも減點(diǎn)は0．2點(diǎn)に過(guò)ぎず、軽微なものだと0．1點(diǎn)だという。

これについて與黨「共に民主黨」のアン?キュベク議員は「1點(diǎn)にも満たない減點(diǎn)では契約の成立可否にほとんど影響が出ないため、業(yè)者にとっては全く打撃にならない」とし、「國(guó)民の命と安全を守るとしながら、兵士たちの食事の衛(wèi)生は眼中にないというのが韓國(guó)軍の現(xiàn)狀だ」と批判。その上で「異物が検出されても反省しない業(yè)者が二度と軍に納入できないよう、『ワンストライクアウト』制度を早急に導(dǎo)入するべきだ」と主張したという。

これを見(jiàn)た韓國(guó)のネットユーザーからは「あきれてものが言えない」「若者を強(qiáng)制的に入隊(duì)させているのだから、せめて食事くらいは気を遣ってあげて」「國(guó)を信じて息子を預(yù)けた親はどんな気持ちか。ワンストライクアウトどころか、他のところでも働けないようブラックリストを作って管理するべきだ」「幹部が賄賂をもらっていないか調(diào)査してほしい。その被害は全て兵士と、稅金を収める國(guó)民が受けることになるのだから」「軍に関わる不正は厳しく罰するべき」など怒りの聲が続出している。（翻訳?編集/堂本）