<尖閣問題>「日本の立場はすでに破綻」と中國メディア、外交には「力が必要」とも

Record China    2021年10月6日(水) 5時20分

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「環(huán)球雑誌」副編集長が開設(shè)したアカウント「牛弾琴」は3日、尖閣諸島をめぐる問題について「日本は一度重大な危機(jī)を回避したが、これで終わりではない」とする記事を掲載した。

中國國営の新華社系の「環(huán)球雑誌」副編集長が開設(shè)したアカウント「牛弾琴」は3日、尖閣諸島(中國名:釣魚島)をめぐる問題について「日本は一度重大な危機(jī)を回避したが、これで終わりではない」とする記事を掲載した。

このほど、沖縄県石垣市が新しい字名を記した行政標(biāo)識を設(shè)置するため、尖閣諸島などへの上陸許可を求めていたことについて、國は「原則として政府関係者を除き上陸は認(rèn)めない」との方針から許可しない決定を下し、同市に通知した。

「牛弾琴」の記事は、「日本が(2012年に)釣魚島を『國有化』したことは、當(dāng)時中日関係の全面的な悪化を招いた。さらなる挑発となれば、中日関係が再び暗礁に乗り上げることは間違いないだろう」とし、日本が申請を卻下したことを評価した。

一方で、「右翼は(尖閣上陸を)やめるだろうか?。きっとやめない」とし、今回の不許可の決定について「到底受け入れられない。新政権が方針を変えないのであれば、石垣市は獨自の上陸を検討すべきだ」との聲が出ていると説明。岸田新政権に対して改めて上陸申請を出し、それがかなわなければ獨自の上陸を狙う可能性があるとした。

記事は、「現(xiàn)在の釣魚島の情勢にはすでに重大な変化が生じている」と指摘する。まず「日本は當(dāng)初、釣魚島問題を紛爭と認(rèn)めてこなかったが、中國がここ數(shù)年積極的に出撃、強(qiáng)硬な姿勢を示したことで釣魚島の紛爭が世界の眼前にさらされた。これにより、紛爭があることを認(rèn)めないという日本の立場はすでに破綻した」と主張した。

次に、「より重要なのは、中國の海警船が釣魚島を巡行することがすでに慣例となっており、中國が正常に主権を行使しているというシグナルを世界に向けて発信したことだ」とし、「日本が釣魚島を?qū)g質(zhì)的に掌握していた局面はすでに徹底的に打開されている」とした。

さらに、「中國の外交成果の背景には、外交スタイルの変化と大國の実力による推進(jìn)力がある」とし、「釣魚島付近を巡行する1000トン以上の大型巡視船の數(shù)は、13年までは日本が優(yōu)位に立っていたが、14年には日本が54隻、中國が82隻になった。15年には日本62隻に対し、中國は111隻となった。これは過去のデータであり、現(xiàn)在では、中國の大型巡視船の數(shù)はすでに米國と日本の合計をとうに上回り世界一になっている」と主張?!袱筏?、中國は強(qiáng)大な造船工業(yè)により、さらに大きい海警船を建造中だ。外交には力が必要なのである」と述べた。

同記事は最後に、「釣魚島は中國人にとっての永遠(yuǎn)の痛みだ」とし、「爭いはまだ続いているが、日本の右翼分子の動きを考えると、何らかの事件によって突然に(事態(tài)が)悪化する可能性も排除できない。警戒や忍耐が必要であり、子孫の知恵を信じる必要もある。しかし、一つだけはっきりしていることは、先祖が殘した國土は一寸たりとも失ってはならないということだ。日本政府はより冷靜になり、よく考えてから行動しなければならない」と警告した。(翻訳?編集/北田

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