2021年10月5日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は、臺(tái)灣の蔡英文（ツァイ?インウエン）総統(tǒng)が「臺(tái)灣の守りが崩れれば、災(zāi)いをもたらすことになる」と訴えた文章を米外交誌に寄稿したことを「妄言」として報(bào)じた。

記事は、米外交誌フォーリン?アフェアーズの公式サイトに5日、蔡総統(tǒng)の文章が掲載されたと紹介。蔡総統(tǒng)が文章の中で、今年に入って中國(guó)人民解放軍の軍機(jī)や艦船による臺(tái)灣海峽での活動(dòng)が顕著に増加しており、ほぼ毎日のように臺(tái)灣南方の防空識(shí)別圏に進(jìn)入していると紹介した上で「圧力には屈しない」としたことを伝えた。

そして、蔡総統(tǒng)が臺(tái)灣を「自由と民主による秩序」の一員であるとして、「臺(tái)灣の守りが崩れた場(chǎng)合には地域の平和や『民主主義の盟友関係』にとって大きな災(zāi)難になる。いかなる代償を払ってでも自衛(wèi)する」と「妄言」するとともに、価値観を同じくする國(guó)に臺(tái)灣防衛(wèi)の支援、協(xié)力を呼び掛けることも「忘れなかった」と報(bào)じた。

また、蔡総統(tǒng)が臺(tái)灣の半導(dǎo)體産業(yè)を「シリコンの盾」と稱し、臺(tái)灣が半導(dǎo)體やバイオ技術(shù)、再生可能エネルギー分野で強(qiáng)みを持ち、安全なグローバルサプライチェーンの構(gòu)築に資することができるとアピールしたほか、今こそ國(guó)際協(xié)力が不可欠だと述べたことを紹介している。

記事は、臺(tái)灣防衛(wèi)當(dāng)局が発表したデータとして、今月に入って中國(guó)軍機(jī)の臺(tái)灣南西空域への飛來(lái)回?cái)?shù)が急増しており、1日には38回、2日には39回飛來(lái)して2日連続で最高記録を更新し、4日に至っては56回とさらに大幅に記録を塗り替えたと伝えた。（翻訳?編集/川尻）