京都?洛南高3年の佐藤圭汰が陸上男子5000メートルで樹立した13分31秒19の高校新記録について、中國ポータルサイトの新浪に5日、中國の「全國運(yùn)動(dòng)會(huì)」の同種目の優(yōu)勝タイムより18秒も速いとする記事が掲載された。

全國運(yùn)動(dòng)會(huì)は、4年に1度開催されることから「中國のオリンピック」とも呼ばれる大規(guī)模スポーツイベントで、第14回大會(huì)が今年9月に陝西省で開催された。

記事は、日本メディアの報(bào)道を引用する形で、3日に行われた日體大長距離競技會(huì)の男子5000メートルで佐藤が13分31秒19をマークし、昨年9月に石田洸介（現(xiàn)?東洋大1年）がマークした13分34秒74を3秒55更新する高校新記録を樹立したことを取り上げた。

そして、この記録は今季U-18世界ランキングのトップとなるものであり、先月の全國運(yùn)動(dòng)會(huì)の男子5000メートルで優(yōu)勝したチベット自治區(qū)の多布傑（1994年生まれ）の13分49秒16より18秒も速く、今夏の東京五輪の男子5000メートルで決勝進(jìn)出できるものだとした。

また、佐藤が1500メートル（3分37秒18）でも高校記録保持者であることを紹介し、東京五輪の男子100メートル準(zhǔn)決勝で9秒83のアジア記録をマークした中國の蘇炳添（スー?ビンティエン、32）が「アジアのスピード王」なら、佐藤は中長距離界で黃色人種を代表する選手になれる可能性があるとも伝えている。（翻訳?編集/柳川）