電力不足の中國、輸入禁止した豪州産石炭で急場しのぎか―獨(dú)メディア

Record China    2021年10月8日(金) 8時20分

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6日、獨(dú)國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、電力不足に陥っている中國が、昨年より事実上の禁輸狀態(tài)にあるオーストラリアからの石炭で危機(jī)を乗り切ろうとしていると報じた。寫真は石炭。

2021年10月6日、獨(dú)國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、電力不足に陥っている中國が、昨年より事実上の禁輸狀態(tài)にあるオーストラリアからの石炭で危機(jī)を乗り切ろうとしていると報じた。

記事は、中國では近頃、石炭生産能力の制限、経済回復(fù)に伴う電力需要の高まりなどさまざまな要因により、各地で電力供給が逼迫(ひっぱく)していると紹介。この狀況を打破すべく、複數(shù)の港では昨年10月に政府が事実上輸入を禁止したことにより港で足止め狀態(tài)となっているオーストラリア産石炭の放出がひっそりと行われていると伝えた。

そして、華東地域のある貿(mào)易當(dāng)局関係者が「9月末より、非公式な禁輸措置により通関できず、港の保稅區(qū)倉庫に留め置かれていたオーストラリア産石炭100萬トンが市場に投入され始めた」と明かしたことを伝えた。

一方で、100萬トンという石炭の量は中國にとってわずか1日分の輸入量にすぎないため、保稅區(qū)の在庫放出だけでは需給バランスの改善にはつながらないと指摘。ある貿(mào)易業(yè)界関係者がロイター通信に対し「オーストラリアからの輸入を再開しなければ、電力不足は今年第4四半期まで続くことになる」と語ったことを伝えるとともに、「9月末より、海上で待機(jī)していた歐州の貨物船に対し、數(shù)十萬トンの石炭を積み下ろす許可が出された」という英フィナンシャル?タイムズの情報を紹介している。

記事は、中國が輸入する石炭の3分の2以上はインドネシア産であり、輸入禁止前はオーストラリアからも総輸入量の5分の1程度の石炭が入っていたほか、ロシアからの割合も大きかったとした上で、最近では降雨による障害でインドネシアのからの輸送が滯り、鉄道輸送能力の問題によりロシアからの輸送を増やすことができない狀況の中、中國國內(nèi)経済回復(fù)による電力需要が急速に高まり、気候によって発電量が大きく左右される風(fēng)力、太陽光発電の特性もあって、全國各地で電力供給が逼迫していると伝えた。(翻訳?編集/川尻

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