2021年10月6日、中國(guó)メディアの第一財(cái)経網(wǎng)は、日本のアニメ産業(yè)の売り上げがこの10年で初めて減少したと報(bào)じた。

記事は、日本の調(diào)査會(huì)社?帝國(guó)データバンクが先日発表した調(diào)査結(jié)果により、日本のアニメ産業(yè)の昨年における売上総額が2511億円で、19年の2557億円に比べて1．8％減少したと紹介。小幅な減少ではあったものの、日本のアニメ産業(yè)ではこの10年で初めての売上減になったと伝えた。

その上で、日本のアニメ産業(yè)が低調(diào)となった「元兇」が新型コロナであると見(jiàn)られているとし、昨年上半期だけで新型コロナによりテレビドラマ、アニメ番組の少なくとも45作品が放送延期または放送中止となったこと、今年に入っても新型コロナの感染が収まらなかったために、依然として業(yè)界內(nèi)では厳しい狀況が続いていることを紹介している。

また、日本のエンターテインメント事業(yè)を研究し、投資を行っている黃立?。ē?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=アン?リー'>アン?リージュン）氏は、日本のアニメ業(yè)界では特に映畫(huà)の興行収入面で大きなダメージを受けており、毎年日本の興行収入ランキングに必ず並ぶ「名探偵コナン」や「ドラえもん」の劇場(chǎng)版などが公開(kāi)できなかったことが売上縮小に繋がったとの見(jiàn)方を示しているという。

記事は、新型コロナの感染が広がる中で日本政府が提唱したリモートワークも日本のアニメ産業(yè)にはなじまなかったと指摘。日本では依然としてアニメ制作の主要部分を手作業(yè)で行っており、デジタル設(shè)備を使って創(chuàng)作を行うアニメーターの割合は20％程度に留まっているため、リモートワークでは作業(yè)ができない狀況に陥ったとしている。

さらに、「帝國(guó)データバンクの調(diào)査では日本のアニメ産業(yè)の未來(lái)も決して楽観できるものではないことが分かった」と紹介。新型コロナの感染収束が遅れればそれだけ業(yè)界へのダメージも長(zhǎng)引くほか、中國(guó)企業(yè)による日本のアニメ人材の引き抜きや、日本の関連企業(yè)への投資による日本のアニメ制作技術(shù)獲得など、中國(guó)との厳しい競(jìng)爭(zhēng)にも曬されている現(xiàn)狀を伝えた。（翻訳?編集/川尻）