中國の消費(fèi)者の金融知識が豊富になり、「信用知識、保険知識、ローン知識、銀行預(yù)金保険知識、年収益率計算などで大幅に向上」と中國メディアが伝えた。世界的に見ても「多方面でプラスの変化を示し、レベルは中の上」と指摘。「G20（20カ國?地域）の中でも比較的良好」と評価した。

中國網(wǎng)は中國人民銀行が発表した「消費(fèi)者金融素養(yǎng)調(diào)査分析報告（2021）」（以下、「報告」）を紹介。「2021年の全國消費(fèi)者金融素養(yǎng)指數(shù)は66．81で、2019年より2．04上昇し、住民の金融への態(tài)度は良好で、技能は大幅に改善された」とした。

報告によると、金融知識が豊富になり、2019年と比べて、金融消費(fèi)者の信用知識、保険知識、ローン知識、銀行預(yù)金保険知識、年収益率計算などに大幅な向上が見られた。調(diào)査回答者の85．15％が深刻な信用不良記録は自身のローン申請に悪影響を及ぼすことを認(rèn)識している。保険解約猶予期に対する知識も増え、71．03％が無條件保険解約に関する規(guī)定を知っている。また、68．62％がローン期限と月の返済額および利息をある程度理解している。

金融行為は大幅に改善された。クレジットカードを例に挙げると、19年と比べて、金融消費(fèi)者のカードローン返済行為は大幅に改善され、全額返済の割合は8．2ポイント上昇し、最低返済額または返済能力不足の割合は2．81ポイント低下した。

消費(fèi)者の契約閲覧習(xí)慣も大幅に改善。契約條項を細(xì)かく閲覧する人の割合は12．31ポイント上昇した。専門家は「銀行のカードローン返済の延滯現(xiàn)象は少なくなった。金融知識の普及に伴い、顧客もカードローン返済の適時性と自身の信用記録の関係に目を向けるようになった」と話した。

金融への態(tài)度も向上した。報告によると、中國の金融消費(fèi)者は負(fù)債消費(fèi)に慎重で、回答者の23．57％が高額商品購入時に借入限度額を考慮する。回答者の約9割が金融教育の重要性を認(rèn)めており、多くの人が青少年への金融教育の最も効果的な方法は學(xué)校授業(yè)への導(dǎo)入だと考えている。

金融技能もが向上した。全體的に見て、中國の消費(fèi)者の日常収支管理は優(yōu)れており、大多數(shù)が収支黒字または均衡狀態(tài)にある。緊急時の備えも優(yōu)れている。78．41％が3カ月分の収入を予定外の支出用に備えていると回答した。インターネットで金融商品またはサービス情報を取得する人の多くは資質(zhì)を通して金融マーケティングを見分けている。

さらに契約閲覧習(xí)慣がある人の8割以上が金融商品の契約の重要な項目を十分に理解。金融消費(fèi)問題の処理については、ほとんどの回答者が正確な告発手段を選ぶ能力を持っているという。（編集/日向）