2021年10月7日、韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)は「韓國(guó)の9月のPM2．5濃度が過去最低を記録した」として、「中國(guó)のせいではなかった」と伝えた。

韓國(guó)國(guó)立環(huán)境科學(xué)院によると、今年9月の韓國(guó)全土のPM2．5の平均濃度は8マイクログラムで、統(tǒng)計(jì)が始まった2014年以降で最も低い數(shù)値を記録した。昨年同月に比べて33．3％、2015年同月に比べて52．9％減少した數(shù)値だという。

同院は減少の主な理由として「韓國(guó)內(nèi)のPM2．5排出量の減少」を挙げたという。全國(guó)の煙突遠(yuǎn)隔自動(dòng)監(jiān)視システム（TMS）で今年1～9月初めにPM2．5の排出量を測(cè)定した結(jié)果、2萬2461トンが排出された。これは昨年同期に比べ9．7％減少した數(shù)値で、2016年（5萬986トン）から徐々に減少しているという。

また「老朽化したディーゼル車の早期廃車などの政策的影響もある」とも指摘。この政策により、5等級(jí)車の臺(tái)數(shù)は2018年末の258萬臺(tái)から先月は138萬臺(tái)に46．5％減少したという。2018年以降、自動(dòng)車から直接排出される汚染物質(zhì)「元素狀炭素」の減少傾向も見られるという。

さらに「冷たくてきれいな東からの風(fēng)が多い気象狀況」も影響を與えたとみている。ソウルの東風(fēng)の頻度は69．5％で、昨年に比べて24．2％増加。汚染物質(zhì)が混ざる可能性のある大気層が約60メートル（7％）増え、ほこりのないきれいな気流が流れ込みやすい環(huán)境だったという。

一方、中國(guó)のPM2．5排出量の変化が韓國(guó)に影響を與えた可能性については「小さい」とした。これは、北京を含む中國(guó)全域の平均濃度が5月以降、16～22マイクログラムと同様の水準(zhǔn)を維持していたため。同院は今回の分析で、韓國(guó)內(nèi)の要因だけでなく、豪州と外交問題で苦しむ中國(guó)でエネルギー発電の減少によるPM2．5の排出削減が韓國(guó)の大気狀況に影響を與えたかについても分析したという。

これを受け、韓國(guó)のネット上には「中國(guó)のPM2．5濃度も減ってるから韓國(guó)も減った」「豪州が中國(guó)に石炭をあげなかったから発電所の運(yùn)営ができなかったんでしょ？」「単に中國(guó)からの西風(fēng)が吹かなかったからじゃないか」など反論の聲が続出している。（翻訳?編集/松村）