これこそが日本の真の恐るべきところだ!―中國メディア

Record China    2021年10月8日(金) 22時20分

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中國國営?新華社系の「環(huán)球雑誌」副編集長が開設(shè)したアカウント「牛弾琴」は6日、「これこそが日本の真の恐るべきところだ!」と題する記事を配信した。

中國國営?新華社系の「環(huán)球雑誌」副編集長が開設(shè)したアカウント「牛弾琴」は6日、「これこそが日本の真の恐るべきところだ!」と題する記事を配信した。

記事はまず、今年のノーベル物理學(xué)賞を日本出身の真鍋淑郎さんが受賞したことに言及した上で、「日本の恐ろしさは軍事力や経済力、人口にあるのではなく、科學(xué)研究の潛在力にあるのではないか」と述べた。

そして、日本政府が2001年に「50年以內(nèi)に30人のノーベル賞受賞者を輩出」という目標(biāo)を掲げたことについて、「それまで數(shù)人しか受賞していなかったことから、日本國內(nèi)を含めて容赦のない非難の聲が上がった」とする一方、それからほぼ毎年のように受賞者を出しており、「このペースなら危なげなく目標(biāo)を達(dá)成するだろう」とした。

また、「科學(xué)分野のノーベル賞は、多かれ少なかれ、一國の科學(xué)技術(shù)の実力を表すと見ることができる」と指摘?!钢袊U済は世界が注目する成長を遂げ、科學(xué)研究も進(jìn)歩しているが、重大発見の部分では見劣りし、ノーベル賞を受賞したのも屠呦呦(トゥー?ヨウヨウ)氏(2015年に生理學(xué)?醫(yī)學(xué)賞を受賞)だけ。それも、40年以上前の研究だった」とし、「日本と中國を見比べてみると、中國に頑張れと言わざるを得ない」と論じた。

一方で、「日本人が頻繁にノーベル賞を受賞するのは、日本人の方が賢いからなのか。これにはすべての中國國民が賛同しないだろう」とし、「古代中國を振り返れば私たちは次々と重大な発明をして、人類史の全體の流れを変えてきたのだ」と主張した。

続いて記事は、日本の優(yōu)れた部分について2つを挙げて説明している。まず、「通貨」だ。記事は、國の紙幣に描かれる肖像は政治家が多いが、日本は例外で學(xué)者一色であると指摘?!附逃丐沃匾暏趣いγ妞扦?、率直に言って日本との間にまだ差がある」とした。そして、「日清戦爭後に明治政府はその賠償金の一部で教育基金を設(shè)立、1898年までに日本の子どもの就學(xué)率は69%に達(dá)し、1910年ごろには國民教育が完全に普及していた」とする一方、「中國では海軍の軍事費が頤和園を作るために流用された。これは痛ましい教訓(xùn)だ」とした。

もう1つは「失敗への向き合い方」。記事は、日本に赴任したある科學(xué)者の體験談として、「私は日本の実験室內(nèi)での討論會に初めて參加した。私を驚かせたのは、彼らのいわゆる『誤った結(jié)果』に対する姿勢だった。どこが間違っているのか、なぜ間違ったのかを非常に真剣に検討するが、彼らは(誤った)研究者本人に対しては何の批判もしなかった」とのエピソードを紹介した。

そして、「失敗は成功の母という言葉は誰でも知っているが、日本人はそれを?qū)g踐している。対照的に、私たちは失敗を抑えつけ、ともすれば責(zé)任の所在を追及しがちだ。これでは新しいことに挑戦する勇気を持つことは難しい」と論じた。

一方で、日本にも「危機(jī)」はあると指摘。人口の減少に伴う人材確保の問題や、優(yōu)れた研究環(huán)境の整備の問題を挙げ、「真鍋さんは日本で生まれたが現(xiàn)在は米國籍。彼が日本を離れたのはやはり米國の整った研究環(huán)境にひかれたからだった。米國は研究者にとってまさに天國であり、世界中から人材が集まって議論し、交流し、刺激し合っており、そこから進(jìn)歩が生まれる」とした。

記事は科學(xué)系のノーベル賞についてはタイムラグの難しさもあるとし、「時には40~50年前の研究が評価されて受賞することもある」と説明?!敢徊郡慰茖W(xué)者はノーベル賞級の成果を挙げても亡くなってしまって受賞の機(jī)會を失うこともある。今回は、真鍋さんが90歳でもなお元気だったことも受賞に至った理由だ」と指摘した。

そして、「日本の好成績はしばらく続くはずだ。中國は、科學(xué)研究への重視と投資のタイミングから、成果が出るのはおそらく數(shù)十年後になるだろう」とした上で、「それぞれの國にはそれぞれの國情があるが、科學(xué)研究における日本の姿勢にはわれわれの目を覚まさせる部分があるのは確かだ」と指摘?!钢袊先毡兢涿讎缺容^をし、また真剣に教訓(xùn)を?qū)Wぶ必要がある。日本人に成し遂げられることを、中國人はできないとでもいうのだろうか」と結(jié)んだ。(翻訳?編集/北田

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