中國(guó)の動(dòng)畫配信大手の愛(ài)奇蕓（アイチーイー/ iQiyi）が制作し、シャオ?ジャン（肖戦）とホアン?ジンユー（黃景瑜）が出演する軍事ドラマ「王牌部隊(duì)」がベトナムとの外交問(wèn)題に発展したとして、今、ネットで熱い議論が交わされている。

事の発端は、9月にベトナムのあるインフルエンサーが「ドラマはベトナムの歴史を歪曲（わいきょく）した」としてSNSに文章を投稿し、現(xiàn)地メディアのVnExpressが外務(wù)省の記者會(huì)見(jiàn)で質(zhì)問(wèn)したことが始まりとみられる。しかし一方で、「王牌部隊(duì)」の制作側(cè)が出演陣を公表した時(shí)、ホアン?ジンユーを1番、シャオ?ジャンを2番に記載したことで、シャオ?ジャンのグローバルファンコミュニティー「影音會(huì)」が微博で「王牌部隊(duì)」のフォローを解除し、さらにドラマの公開(kāi)を阻止しようとベトナム政府に通報(bào)したとの説も出回っている。

いま中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）では、アンチによる新ラウンドのシャオ?ジャンたたきが加速し、シャオ?ジャンファンとの間で対立が激化しているように見(jiàn)受けられる。ネットでは「公開(kāi)もされてないドラマなのに、情報(bào)がベトナム外務(wù)省に行き渡るの？。ドラマの情報(bào)が入手できる連中は誰(shuí)なのか、安易に想像できるね」「番付爭(zhēng)いに敗れたからドラマの公開(kāi)を妨害するのか？。怖い！」「『227事件』でどん底にいたシャオ?ジャンを拾ってくれたのが『王牌部隊(duì)』なのに、恩をあだで返すのか！」と非難の聲が相次いでいる。

一方で「シャオ?ジャンの知名度を利用してドラマを作った後、2番手だと公表するのは詐欺同様」「またファンの過(guò)激行為で濡れ衣を著せられるのか、かわいそう」「人気が出るとアンチが増えるのだが、ここまでひどくなるとは」といった擁護(hù)や同情の意見(jiàn)も寄せられている。

1979年に始まった中國(guó)とベトナム間の戦爭(zhēng)を描いた「王牌部隊(duì)」は現(xiàn)在は審査待ちの狀態(tài)で、公開(kāi)時(shí)期すらまだ明らかになっていないが、番付爭(zhēng)いやベトナムの外務(wù)省を動(dòng)かすなど、いざこざが絶えない。

放送延期になってしまった「余生、請(qǐng)多指教」に続き、「王牌部隊(duì)」もお蔵入りになるのか。シャオ?ジャンに対するアンチの嫌がらせはいつまで続くのか。政府主導(dǎo)の「清朗」行動(dòng)はシャオ?ジャンのファンコミュニティーにまで及ぶのか。シャオ?ジャンにまつわるトラブルはまだまだ続きそうだ。（編集/RR）