2021年10月12日、中國(guó)のニュースサイト?観察者網(wǎng)に、重慶市で小學(xué)生が舊日本兵を模したと見(jiàn)られる像に何度も平手打ちを食らわせ物議を醸したことについて「一體何が問(wèn)題なのか」とする文章が掲載された。

文章は、重慶市の洪崖洞で、小學(xué)生が通りに設(shè)置された舊日本軍兵士を模したと思われる像の頬に何度もビンタを食らわせる動(dòng)畫(huà)がネット上で拡散して議論を呼んだことに言及。ネットユーザーからは「勇猛すぎてなえる」「恨みばかりを強(qiáng)調(diào)する教育の産物だ」といった批判的な聲や、かつて反日感情が高まった際に中國(guó)人の所有する日本車(chē)を破壊して非難を浴びた中國(guó)人とやっていることが同じだという指摘も出たとしながら、「これらには賛同しかねる」と述べた。

その上で、「この小學(xué)生は、中國(guó)を侵略した日本軍を象徴するような像を見(jiàn)て、かつてわが國(guó)民にもたらされた苦難を思い、素樸な正義感から平手打ちを浴びせたのだ。一體どこに過(guò)ちがあるというのか」と主張した。

さらに、「浙江省杭州市の岳王廟で跪き続ける売國(guó)奴?秦檜の像は毎日のように観光客から辱めを受けているが、秦檜を擁護(hù)する者は誰(shuí)もいない。それなのに、舊日本軍兵士の像は何回か引っぱたかれただけでこんなに多くの人から『像を毆るな』との聲が出るのか。イスラエルの近代的な都市テルアビブに、もし、ナチス兵士やヒトラーの像が設(shè)置されていたら、人々はいったいどんな反応を示しただろうか」と論を展開(kāi)した。

そして、「この件についてわれわれは、どうしてにぎやかな通りに日本兵の像を置く必要があったのかという點(diǎn)こそ批判すべきなのだ。それなのに、一部のネットユーザーは、何の像かは関係なしに、とにかく子どもが像をたたいたという點(diǎn)ばかりをクローズアップし、やれ體制の問(wèn)題だ、教育の問(wèn)題だなどと騒いでいるのである」とした。（翻訳?編集/川尻）