2021年10月18日、韓國?東亜日報によると、韓國次期大統(tǒng)領(lǐng)選の與黨「共に民主黨」候補、李在明（イ?ジェミョン）京畿道知事の秘書官を8年務(wù)めた男性が、暴力団組織の集団暴行事件に関與し有罪判決を受けていたことが分かり、波紋が広がっている。

記事によると、李知事の儀典秘書官を務(wù)めたキムさんは2009年3月に暴力行為等処罰に関する法律に違反（集団?兇器等傷害）した疑いで在宅起訴され、同7月に懲役6カ月、執(zhí)行猶予1年の判決を受けた。

キムさんは07年9月8日に無許可警備業(yè)者「特別警護(hù)団」が城南地域の暴力団員43人を引き連れ、城南市內(nèi)にある居住施設(shè)の警備業(yè)務(wù)を奪おうとして発生した暴力事件に加擔(dān)したとして起訴された。

キムさんらは同日午前2時ごろに同施設(shè)を訪れた。これに対し同施設(shè)の警備を擔(dān)當(dāng)していた「MIBシステム」の職員らは鉄扉を閉め、消化器を噴射するなどして抵抗した。しかしキムさんらは扉を破壊して職員らを引きずり出し、暴行を加えたという。

「特別警護(hù)団」は城南地域で活動するイさんが運営する無許可警備業(yè)者で、イさんも當(dāng)該事件により11年2月に起訴され、懲役2年、執(zhí)行猶予2年の判決を受けたという。

キムさんは李知事が城南市市長だった14年から秘書官として隨行し、李知事が京畿道知事に當(dāng)選した18年には京畿道庁の知事室儀典秘書官に採用された。李知事が大統(tǒng)領(lǐng)選への出馬を表明した今年7月には別の秘書官らと共に辭表を出し、現(xiàn)在は李知事陣営で活動しているという。

これに対し野黨「國民の力」は「キムさんが儀典秘書官に抜擢された過程や、大統(tǒng)領(lǐng)選の李知事陣営でどんな役割を擔(dān)っているかについて調(diào)査をするべき」と主張している。一方、李知事側(cè)は「キムさんは暴力行為に加擔(dān)していないが、現(xiàn)場にいたとの理由で処罰された」とし、「キムさんが暴力団に関わっているとの主張は事実でない。公職採用の過程で欠落事由はなかった」と説明したという。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは「衝撃だ」「懲役刑を受けたなら、暴力団と関わりがあるとみていいだろう。訴狀と判決文を公開したら大変な騒ぎになる」「李知事がとんでもなく恐ろしい人に見えてきた」「李知事の周りにはなぜ犯罪者が多いのか」「大統(tǒng)領(lǐng)になったらボディガードを暴力団に交代させるのでは」「李知事が大統(tǒng)領(lǐng)になったらこの國はどうなってしまうのか。支持者たちが理解できない」「李知事本人も前科4犯だから、お似合いだ」など困惑した様子の聲が數(shù)多く上がっている。（翻訳?編集/堂本）