2021年10月18日、韓國?SBSによると、病院でMRI撮影（磁気共鳴畫像検査）のため橫になって待機(jī)していた患者が、突然飛んできた酸素ボンベと裝置の間に挾まれ死亡する事故が発生した。

記事によると、韓國南東部?慶尚南道の金海市にある病院で14日午後8時25分ごろ、MRI撮影のため裝置のベッドに仰向けに寢ていた60代の患者が、裝置內(nèi)に引き込まれた酸素ボンベとベッドの間に挾まれ死亡した。

事故現(xiàn)場にいた醫(yī)療スタッフは「強(qiáng)い磁力を持つMRI裝置が作動し、近くにあった金屬製の酸素ボンベが裝置內(nèi)に吸い込まれた」と説明している。警察は「死亡した患者の胸の部分には、縦に酸素ボンベに圧迫された跡がある」とし「飛んできた酸素ボンベが患者の頭や胸を強(qiáng)く圧迫したようだ」と話しているという。

問題の酸素ボンベは重さ10キロ、高さ128センチほどで、MRI裝置からわずか2～3歩ほどの距離に置かれていた。MRI裝置が作動するときは強(qiáng)い磁力が発生するため、近くに金屬製のものを置かないのが鉄則だ。病院側(cè)は「患者が痙攣（けいれん）を起こし、意識が低下して危険な狀態(tài)だったため、酸素ボンベを外すことができなかった」と説明した。

MRI室には監(jiān)視カメラが設(shè)置されていなかったため、警察は検死などを行って事故の経緯や醫(yī)療スタッフらの過失の有無を調(diào)査するという。

韓國のネットユーザーからは「MRIを扱う人たちが金屬物質(zhì)を中に持ち込んだらいけないことを習(xí)わなかったのか？100％病院の過失だ」「絶対にあってはならないミス」「基本的な常識と安全規(guī)則の欠如により生じた人災(zāi)だよ」「こんな悔しい死に方があるだろうか」「監(jiān)視カメラの設(shè)置を義務(wù)化するべき」「MRIの磁力がそんなに強(qiáng)いなんて初めて知った」「米國なら數(shù)十億規(guī)模の訴訟が起きている」など驚きや怒りの聲が相次いで寄せられている。（翻訳?編集/堂本）