2021年10月19日、中國(guó)メディアの參考消息は、臺(tái)灣の環(huán)太平洋パートナーシップ協(xié)定（TPP）加入について日本の関係者が「冷や水」を浴びせたとし、臺(tái)灣側(cè)に反応について報(bào)じた。

記事は、先月TPP加入の申請(qǐng)を行った臺(tái)灣當(dāng)局が、日本やオーストラリアなどの支持を得ることによって加入実現(xiàn)のチャンスは大きいと認(rèn)識(shí)していると紹介した上で、臺(tái)灣?聯(lián)合新聞網(wǎng)の報(bào)道として、臺(tái)灣経済學(xué)會(huì)が18日に開(kāi)催したTPP加入関連のシンポジウムで日本臺(tái)灣交流協(xié)會(huì)臺(tái)北事務(wù)所の星野光明首席副代表が「楽観的すぎると思う」との見(jiàn)解を示したことを伝えた。

そして、「楽観的すぎる」とする理由について星野氏が、現(xiàn)在臺(tái)灣のTPP加入支持を表明しているメンバー國(guó)は少なく、シンガポール、マレーシア、チリなどは中國(guó)本土の加入を支持していることを挙げるとともに、「臺(tái)灣にとってTPP加入の最大の障害は、実は臺(tái)灣自身である」と指摘したことを紹介している。

記事は、臺(tái)灣のTPP加入に対して日本のメディアも當(dāng)初より「ハードルが高い」と評(píng)し、岸田文雄首相も首相就任前から臺(tái)灣が経済などの分野で日本の重要なパートナーであるとの認(rèn)識(shí)を示す一方で、臺(tái)灣がTPPの高い基準(zhǔn)を満たすかについては冷靜に観察しなければならないと述べていたとした。

その上で、星野氏が浴びせた「冷や水」に対して臺(tái)灣外交部の歐江安（オウ?ジアンアン）報(bào)道官が「関連の言論を注視しているが、これは個(gè)人の評(píng)論に屬するものであり、私がここでさらにコメントすることはない」と反応したことを報(bào)じている。（翻訳?編集/川尻）