臺(tái)灣國(guó)防部が今年4月に実施したコンピューターシミュレーション訓(xùn)練」（ウォーゲーム）で、中國(guó)軍を想定した敵軍の侵攻を防ぎ「大勝」したと香港紙などが報(bào)じた。中國(guó)軍の兵力は臺(tái)灣軍を大きく圧倒するが、「大勝」した最も重要な要因は「戦力保存」と「分散配置」だった。

韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)は18日付の香港明報(bào)の記事を引用。「漢光37號(hào)」と名付けたこの訓(xùn)練で臺(tái)灣軍は「上陸作戦のために海岸の飛行場(chǎng)などに集結(jié)した敵軍を壊滅し、上陸艦隊(duì)を撃沈し、敵軍が臺(tái)灣攻撃のための後続軍事行動(dòng)を継続できないように封じることに成功した」と説明した。これは臺(tái)灣軍がウォーゲームを?qū)g施して以降、敵放軍の臺(tái)灣侵犯を挫折させた最初の大勝だという。

中國(guó)もウォーゲームの結(jié)果に注目。18日付の共産黨機(jī)関紙?人民日?qǐng)?bào)系の環(huán)球時(shí)報(bào)は「漢光37號(hào)」の訓(xùn)練內(nèi)容を詳しく紹介した。

それによると、臺(tái)灣國(guó)防大學(xué)が擔(dān)當(dāng)した「紅軍（敵軍）」は、臺(tái)灣參謀総長(zhǎng)が指揮した「青軍（味方）」の戦闘機(jī)の離陸を防ぐために東風(fēng)15と東風(fēng)16ミサイルで臺(tái)灣西部の空港を効果的にまひさせた。同時(shí)に紅軍の陸軍航空兵が運(yùn)用するヘリコプター部隊(duì)が臺(tái)灣北部を集中的に打撃した。

臺(tái)灣の空港や港灣など重要軍事施設(shè)を狙った各種ミサイル空襲は20回ほど続いたが、臺(tái)灣軍が「大勝」した最も重要な要因は「戦力保存」と「分散配置」。臺(tái)灣東部の山岳地帯に隠された佳山基地の秘密洞窟、東海岸の緑島、南海岸の蘭嶼などにある小型空軍基地で戦闘機(jī)が反撃の機(jī)會(huì)を待つのに成功したと言及した。臺(tái)灣の政権與黨「民進(jìn)黨」系のメディアは「慎重でない戦術(shù)と戦法によって中國(guó)が敗戦する可能性が過(guò)去に比べて大きく高まった」と訓(xùn)練の成果を誇示した。

4月の訓(xùn)練について、臺(tái)灣國(guó)防部の史順文報(bào)道官は17日、「漢光訓(xùn)練はコンピューターシミュレーションであり、実戦訓(xùn)練のための重要な參考資料にすぎず、勝敗の區(qū)分はない」と指摘。一方で「臺(tái)灣軍は引き続き戦備を拡充して戦力を高め、安全保障を強(qiáng)化している」と強(qiáng)調(diào)した。

中央日?qǐng)?bào)によると、臺(tái)灣軍の今回のウォーゲーム勝利は昨年、臺(tái)灣海峽での衝突を想定したウォーゲームで「慘敗」を認(rèn)めた米軍と対照的だ。7月末にハイテン統(tǒng)合參謀本部副議長(zhǎng)はある行事に出席した際、「昨年10月に実施したウォーゲーム訓(xùn)練で米軍が仮想敵軍に慘敗した事実を認(rèn)めた」と米軍事情報(bào)誌ディフェンスワンが伝えた。當(dāng)時(shí)、ハイテン副議長(zhǎng)は「この20年間、米國(guó)を研究した攻勢(shì)的な赤軍（仮想の敵）はわれわれが何をするかを正確に把握していた」と吐露したという。（編集/日向）