福岡県の北九州市立総合體育館で行われている體操の世界選手権をめぐり、中國(guó)メディアの新華網(wǎng)は22日、「張博恒（ジャン?ボーハン。21）と橋本大輝（20）、世界選手権『全能王』になるのはどっちだ？」と題する記事を発表した。

男子個(gè)人総合の予選で、東京五輪金メダルの橋本は6種目合計(jì)88．040點(diǎn)で首位通過(guò)、張は87．897點(diǎn)で2位通過(guò)だった。記事は「2人の差はわずか0．143點(diǎn)で、3位のトルコ選手は84．430點(diǎn)と差が開(kāi)いている」とし、橋本と張の優(yōu)勝爭(zhēng)いになるとの見(jiàn)方を示した。

その上で、張について「東京五輪で名をはせた橋本に比べるとそれほど有名ではない。東京五輪の合宿リストに名を連ね、チーム內(nèi)でのパフォーマンスも優(yōu)れていたが、新型コロナの影響で過(guò)去2年間の國(guó)際大會(huì)での経験が乏しいと判斷され、出場(chǎng)はかなわなかった」と説明した。

記事はまた、「6種目のうち、つり輪と平行棒では張の得點(diǎn)が上回っており、いずれも全體の2位だった。一方で、橋本は他の4種目で張を上回っており、特に鉄棒では全體トップだった」と紹介。また、それぞれに短所があるとも指摘し、張は床で17位、橋本はつり輪で29位と大きく沈んだことを伝えた。

體操中國(guó)代表の葉振南（イエ?ジェンナン）監(jiān)督は「橋本選手は今回、技の難度と完成度が非常に高く、特に鉄棒と床で優(yōu)れた力を発揮している。ただ、あん馬は苦手なようだ」と分析?！笍垽膝啸楗螗工稳·欷窟x手。もし鉄棒と床でミスがなければ、橋本選手の得點(diǎn)を超える可能性がある」と語(yǔ)った。

中國(guó)のネットユーザーからは「なぜ（張を）オリンピックに出さなかったの？」「そんなに張を褒めるならオリンピックで起用すればよかったのに。コネで選手を選んだことを認(rèn)めるのか？」といった批判的な聲や、「そんなにたくさんの『もし』は起こらない」「ミスがなければ？ミスも実力のうちだろう」などと指摘する聲が上がっている。

なお、葉監(jiān)督は「今回の結(jié)果を問(wèn)わず、両者は日中體操界の新世代であり、パリ五輪を含め今後長(zhǎng)い間、個(gè)人総合でしのぎを削る存在には間違いない」とも語(yǔ)った。個(gè)人総合決勝は22日午後6時(shí)から行われる。（翻訳?編集/北田）