中國メディアの環(huán)球時報やドイツメディアのドイチェ?ベレなどによると、內(nèi)モンゴル自治區(qū)內(nèi)の化學(xué)工場で22日午後11時ごろ、爆発事故が発生して7人が死傷した。同工場は「危険化學(xué)品安全生産標準化企業(yè)」の認定を受けていた。中國ではこのところ、爆発事故が相次いでいる。

爆発が発生したのは、內(nèi)モンゴル自治區(qū)アルシャー盟（阿拉善盟）の巴音敖包工業(yè)園區(qū)（バインオボー工業(yè)パーク）內(nèi)で操業(yè)していた內(nèi)蒙古中高化學(xué)有限公司の工場?，F(xiàn)場は「酸化のための作業(yè)場」と伝えられている。同社は2019年5月に創(chuàng)業(yè)し、農(nóng)薬や化學(xué)工業(yè)品およびその原料を製造販売してきた。安全面についての審査を受け、5月には「危険化學(xué)品安全生産標準化企業(yè)」に認定されていた。中國メディアの極目新聞によれば、「3級」とそれほど高い評価ではないが、合格判定だったという。なお、「アルシャー盟」の「盟」は、「省」と同格である「內(nèi)モンゴル自治區(qū)」の一つ下に置かれる行政區(qū)畫。

消防などが駆けつけ、爆発にともない発生した火災(zāi)は23日午後0時50分までに鎮(zhèn)火したという。この爆発で4人が死亡し、1人が重傷、2人が軽傷を負った。會社の責任者は警察に身柄を拘束された。

中國ではこのところ、爆発事故が多発している。21日には遼寧省瀋陽市內(nèi)で大規(guī)模な爆発事故が発生した。発生場所はビル內(nèi)の飲食店で、都市ガスによる爆発とみられ、5人が死亡し40人以上が負傷した。また、住居としても使われているビルが大きく破損したため、約1500人が避難した。

さらに、24日午前5時半ごろにも、遼寧省大連市內(nèi)でガス漏れが原因とみられる爆発が発生し、2人が死亡し7人が負傷した。大連市內(nèi)では9月11日にもガスボンベから漏れたガスが爆発して8人が死亡し5人が負傷した。

ネットなどを見ると、相次ぐ爆発事故に不安を感じる中國人も多いようだ。（翻訳?編集/如月隼人）