2021年10月25日、中國(guó)の駐仏大使館は、仏メディアによる中國(guó)関連報(bào)道內(nèi)容を否定し、非難する聲明を発表した。

同大使館は、近頃「ル?フィガロ」などのフランスメディアが臺(tái)灣問題について臺(tái)灣獨(dú)立派をあおるような報(bào)道や評(píng)論を発表しており、中でも今月19日にフィガロのセバスチャン?ファレッティ記者が書いた文章によって大量のうそがばらまかれ、社會(huì)大衆(zhòng)に重大なミスリードを起こしたとし、「正面から反論し、真相を明らかにしなければならない」と主張した。

その上でまず、同紙が臺(tái)灣の蔡英文（ツァイ?インウェン）総統(tǒng)を「臺(tái)灣の民主の防衛(wèi)者」と稱し、中國(guó)による臺(tái)灣統(tǒng)一は「専制政治や軍事力の民主に対する勝利、西側(cè)の自由モデルの慘敗を意味する」と伝えたことに言及し、「蔡英文を首班とする臺(tái)灣獨(dú)立勢(shì)力は民主の代表ではなく、臺(tái)灣も民主の代表ではない。民進(jìn)黨は政権を獲得して以降汚職に明け暮れている挙げ句、市価の2?3倍という値段で米國(guó)の軍備を購(gòu)入し、臺(tái)灣市民の金を使って私腹を肥やした上で海外に移転している。それのどこが民主と言えるのか」と批判した。

次に、「意図的に歴史や現(xiàn)実を歪曲し、中國(guó)が臺(tái)灣に対する主権を持つという事実の解體を狙っている」と主張。「臺(tái)灣は古くより中國(guó)の領(lǐng)土である。西暦230年、三國(guó)時(shí)代に呉の孫政権が軍隊(duì)を派遣して臺(tái)灣を統(tǒng)治下に収めて以降、中國(guó)の歴代政権が臺(tái)灣に兵士を駐留させ、あるいは臺(tái)灣に行政管理機(jī)関を設(shè)置してきた。すなわち、臺(tái)灣が中國(guó)に屬する歴史は、フランスの歴史よりも遙かに長(zhǎng)いのだ」と論じている。

さらに、「中國(guó)による臺(tái)灣統(tǒng)一は第3次世界大戦の火種になる」と喧伝し、中國(guó)政府による國(guó)家主権、領(lǐng)土保全の正當(dāng)性を否定しようとしているとも主張?！钢袊?guó)首脳は再三にわたり、平和的な祖國(guó)統(tǒng)一が臺(tái)灣同胞を含む中華民族全體の利益に最も合致すると強(qiáng)調(diào)してきたにもかかわらず、臺(tái)灣獨(dú)立勢(shì)力は頑迷にも外國(guó)の敵対勢(shì)力と結(jié)託して國(guó)を分裂の危機(jī)に曬している。平和的な統(tǒng)一の可能性が完全に失われれば、中國(guó)政府は非平和的手段により國(guó)家主権と領(lǐng)土の完全性を守らなければならないが、これは完全に正義である。第3次世界大戦を引き起こすなどという『戦爭(zhēng)屋』的発言は歴史の流れに、そして世界各國(guó)の人々による平和への願(yuàn)いに背くものだ」と批判した。

同大使館は最後に「中國(guó)の統(tǒng)一は必須であるとともに、必然でもある。完全な統(tǒng)一の実現(xiàn)が、地域の平和安定に最も有利であり、臺(tái)灣獨(dú)立主義者の行動(dòng)と外國(guó)勢(shì)力の干渉こそ、平和に対する現(xiàn)実的な脅威だ」とし、フランスの一部メディア関係者に対して「職業(yè)道徳を守り、事実を尊重」するよう求めた。（翻訳?編集/川尻）