2014年5月20日、開催中の第67回カンヌ國(guó)際映畫祭で、ジョン?ウー（呉宇森）監(jiān)督が最新作「THE CROSSING」について語った。捜狐網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

「THE CROSSING」は、1949年に発生した中國(guó)の旅客船?太平輪號(hào)の沈沒事故と、それにまつわる3組のカップルの悲戀を描いた物語。中國(guó)版『タイタニック』とも呼ばれるこの作品は、鮮烈なバイオレンス描寫で熱狂的なファンを抱えるジョン?ウー監(jiān)督にとって、異色のラブロマンス作品。それだけに大きな話題を集めている。

ウー監(jiān)督は「レッドクリフ」後、リンパ腫のため治療と休養(yǎng)を余儀なくされた。血液のがんであるこの病気が分かったのは2012年のこと。現(xiàn)在は體調(diào)もかなり回復(fù)し、のどが頻繁に渇くことを除けば、患部の調(diào)子もよいと語っている。

「一度は良質(zhì)のラブロマンス作品を手掛けてみたかった」というウー監(jiān)督が、やっと望みをかなえた形の「THE CROSSING」。観客に受け入れられる自信はあるが、興業(yè)成績(jī)について具體的な數(shù)字目標(biāo)を持っていないと語る。しかし、女優(yōu)チャン?ツィイー（章子怡）や俳優(yōu)の金城武など人気スターを起用しているため、「彼らの吸引力が、映畫の大きな力になるだろう」と話している。

役者の意思を尊重し、現(xiàn)場(chǎng)ではあまり要求が多くないことで知られるウー監(jiān)督。しかし監(jiān)督自身は演技に対しての要求が「ある」と語る。監(jiān)督によると、日頃から役者の美點(diǎn)や欠點(diǎn)、その人柄や動(dòng)き、話す様子や癖などを細(xì)かくチェック?！敢蟆工夏_本に反映させ、コントロールすることで、撮影時(shí)には自分の思い描く演技により近づいていくのだという。（翻訳?編集/Mathilda）