陝西省林業(yè)局は26日、▽トキの概況▽トキの「絶滅」と再発見▽トキの保護(hù)研究▽主な保護(hù)対策▽トキの保護(hù)の成果▽トキ文化と対外交流▽トキの保護(hù)の展望―――の7項(xiàng)目からなる「トキ保護(hù)青書」を発表した。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

40年にわたる保護(hù)活動(dòng)を通して、トキの個(gè)體群の回復(fù)は勢(shì)いを見せ始めている。昨年末の時(shí)點(diǎn)で、陝西省のトキの個(gè)體群數(shù)は発見當(dāng)時(shí)の7羽から5257羽まで増え、中國(guó)全土の79．45％、世界の68．67％を占める數(shù)になっている。野生のトキの生息地は全て同省內(nèi)にあり、その面積は発見時(shí)の5平方キロメートル未満から1萬6000平方キロメートルにまで拡大。分布の範(fàn)囲も、発見當(dāng)初の洋県姚家溝から、東アジアの過去の生息範(fàn)囲にまで少しずつ広がり、浙江省や四川省、北京市、上海市、河北省、広東省のほか、日本や韓國(guó)などでも個(gè)體群が回復(fù)しつつある。そして、秦嶺山脈を中心として四方に拡散する傾向にある。

陝西省林業(yè)局の副局長(zhǎng)を務(wù)める、同省林業(yè)科學(xué)院の昝林森院長(zhǎng)は、「40年間のたゆまぬ努力を経て、トキは絶滅の危機(jī)をほぼ脫した。しかし、その生存環(huán)境や不利な要素の影響を受け、今後のトキの保護(hù)も課題が山積みとなっている。今後もトキの保護(hù)モデルの発展と整備を続け、秦嶺山脈の北麓で10年連続でトキの放鳥を?qū)g施すると同時(shí)に、過去の生息地での放鳥も科學(xué)的に推進(jìn)し、トキの個(gè)體群が継続的に拡大し、拡散していくよう促進(jìn)し、野生の個(gè)體群が安定して、継続的に増加するよう取り組んでいく」と説明した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN）