Record China 2021年11月1日(月) 23時20分
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中國では數(shù)年前から、高速鉄道などで他人の指定席に勝手に座り、それを指摘されても占拠し続ける「覇座」行為が社會問題になっている。
中國では數(shù)年前から、高速鉄道などで他人の指定席に勝手に座り、それを指摘されても占拠し続ける「覇座」行為が社會問題になっている。中國國営中央テレビ(CCTV)のニュースサイトはこのほど、「覇座」が初めて交通運輸法規(guī)に盛り込まれ、違法行為に屬することになると報じた。
記事によると、中國全土の鉄道を所管する國家鉄道局はこのほど、「鉄道旅客運輸規(guī)定」に関する意見募集稿を公示し、一般からの意見を募集している。その第28條に「切符や証明書の改ざんまたは偽造による乗車や無賃乗車、覇座を発見した場合は、速やかに公安機関に通知しなければならない」とある。切符や証明書の改ざんまたは偽造による乗車は、鉄道當局が重點的に摘発してきた違法行為だが、「覇座」という言葉が交通運輸法規(guī)に現(xiàn)れるのはこれが初めてとなる。
記事が弁護士のコメントとして伝えたところによると、現(xiàn)在の法律法規(guī)の多くが「覇座」を「非文明的行為」に屬するものとして「文明」面から改善を呼び掛けており、違法犯罪行為と同等のものとして「法律」面から厳罰に処するということはしていない。
「覇座」に対しては現(xiàn)狀、運輸の秩序と運行の安全に危害を加えたとして、「治安管理処罰法」の第26條が適用されることが多い。同條では「5日以上10日以下の拘留に処し、500元(約8900円)以下の罰金を併科することができる。情狀が比較的重い場合、10日以上15日以下の拘留に処し、1000元以下の罰金を併科することができる」としている。
中國版ツイッターの微博(ウェイボー)では、中國の複數(shù)のメディアが「鉄道での覇座は今後、違法行為に屬する」とのハッシュタグを付けてこの情報を伝えており、中國のネットユーザーからは「もともと違法行為ではないのか」「法執(zhí)行が強化されるのは良いこと」「鉄道內(nèi)でのイヤホンからの音漏れも違法行為とすべき」「靴脫ぎも(交通運輸法規(guī)に)盛り込んで」などのコメントが寄せられていた。(翻訳?編集/柳川)
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