米華字メディアの多維新聞は1日、先月31日に投開票された日本の衆(zhòng)院選について、「大物議員の相次ぐ落選は長老政治への不満の表れ」とする記事を掲載した。以下はその概要。

先月31日の衆(zhòng)議院選挙で自民黨は一部議席を失ったものの、引き続き過半數(shù)を獲得して勝利した。失った議席の中にはベテラン議員や元閣僚も複數(shù)含まれ、小選挙區(qū)で破れて比例代表で復(fù)活を果たした候補(bǔ)者もいるが、これは世代交代を求める象徴と見なされている。

東京8區(qū)では自民黨の石原伸晃氏が破れ、比例代表での復(fù)活もなかった?，F(xiàn)在64歳の石原氏は黨の元幹事長で、國土交通、環(huán)境、経済再生擔(dān)當(dāng)相などを歴任。そして黨內(nèi)派閥?石原派の會(huì)長でもある。石原氏は立憲民主黨の吉田晴美氏（49）に破れ、自身の落選を受けスタッフや支援者に謝罪した。

石原氏の他、前デジタル相の平井卓也氏、元五輪相の桜田義孝氏、元法相の金田勝年氏もそれぞれの選挙區(qū)で敗北したが、3人は比例復(fù)活した。甘利明幹事長は自民黨の現(xiàn)職幹事長として小選挙區(qū)で破れた初めての幹事長となった。最終的に比例代表で復(fù)活したが、敗北の責(zé)任をとって幹事長を辭する意向を表明。この他、大阪府の小選挙區(qū)では自民黨が全敗する大きな痛手を負(fù)った。

今回の自民黨の一部選挙區(qū)での敗北、特にベテラン議員の敗北は、現(xiàn)在の環(huán)境が世代交代を要求していることを受けたものとの分析もある。なぜなら、野黨の一部長老級(jí)の議員も敗北を喫しているからだ。（翻訳?編集/野谷）