2021年11月1日、日本華僑報網(wǎng)は中國人留學(xué)生が日本で「ばかなこと」をしていると報じた。

記事は、近ごろ中國人留學(xué)生が日本メディアから「爆買い」というキーワードで再注目されており、東京都內(nèi)の百貨店で中國人留學(xué)生が商品を爆買いする現(xiàn)象が起きていると紹介。日本メディアの報道として、ある留學(xué)生らは百貨店を十數(shù)回訪れて高級化粧品や革製バッグなどを総額1000萬円近く購入したほか、同一の化粧品を10回連続で49萬5000円分購入していたと伝えた。

その背景として、外國人が入國半年以內(nèi)に限り1回あたり50萬円を限度に化粧品や食品などの「消耗品」を免稅購入できる制度があると説明。この制度では購入品を海外に持ち出すこと、転売しないことが條件になっており、國稅當局の調(diào)査により不正が発覚すれば消費稅が徴収されるとした。

その上で、百貨店の店員が「留學(xué)生は自分で使うために買うと言っていたが、購入した商品を店の近くで素性不明の男女に手渡し、その場で現(xiàn)金をもらっていた」と証言し、背後に日本にやってきたばかりの中國人留學(xué)生を誘い込んで「爆買い」させ、商品を転売する不正を働いている組織の存在を疑っているとの報道を紹介している。

記事は、留學(xué)生の行為を「ばかなこと」とした上で、問題點を3つ指摘。まず、留學(xué)生が法律に反する行為に加擔(dān)するリスクを挙げ、制度を悪用して大量の免稅品を購入し、転売業(yè)者に渡す「仲介」行為が発覚すれば、學(xué)業(yè)どころの話ではなくなり、自身の人生を悔いることになるとした。

次に、このような行為が在日中國人留學(xué)生全體の評判に影響するとし、これまで先輩たちによる弛みない努力で築いてきた日本社會における信頼や名聲に傷が入り、今後中國人留學(xué)生が日本社會に接する際に、より多くの「異様な眼差し」を向けられ不利な扱いを受けることになりかねないと指摘した。

さらに、日中間の友好交流にも悪影響を及ぼすと主張。中國人留學(xué)生は日本滯在中に両國の交流の架け橋としての役割も擔(dān)っており、その留學(xué)生が違法行為に及べば日本社會の管理コストを高めることになり、間接的に日本政府の対中政策や対中姿勢にも影響することになると論じた。

記事はその上で、「爆買い」をする一部の中國人留學(xué)生には法治の意識が薄いことが見て取れると評し「留學(xué)生は今の時間を大切にして本分である學(xué)業(yè)に集中し、自分を一つ上のステージへと高めるよう努力すべきであり、くれぐれも目先の利益のために大損をするようなことになってはならない」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/川尻）