2021年11月2日、環(huán)球網(wǎng)は、新型コロナの感染が落ち著いたことで外國からの観光客受け入れを再開したタイが、中國人観光客の來訪を渇望していると報(bào)じた。

記事は、タイが1日から新型コロナ感染が低リスクな63カ國?地域の外國人観光客の受け入れを再開したと紹介。出発前にワクチン接種を完了し、ウイルス検査も陰性で、なおかつ5萬ドル（約570萬円）以上の新型コロナ保険に加入した観光客にはタイ入國後の一定期間の隔離が免除され、1日には外國人観光客約7000人がタイを訪れたとみられることを伝えた。

そして、「低リスク國?地域」には日本、米國、英國、ドイツ、中國、インドなどが含まれており、日本メディアが「感染予防の規(guī)制を緩和するリスクを冒した上で、観光消費(fèi)を通じて疲弊した経済を再興させようとしている」と評したことを紹介した。

その上で、観光業(yè)がタイにとってGDPの5分の1を占める支柱産業(yè)であり、新型コロナの感染が拡大する前にはタイを訪れる外國人観光客のうち中國人観光客が27％を占めていたと説明。タイ紙パタヤ?メール電子版の10月31日付報(bào)道を引用し、タイの観光協(xié)會責(zé)任者が「中國政府が國民の自由な海外旅行を許可しない限り、タイの観光業(yè)の復(fù)活はあり得ない」と語ったことを伝えている。

また、CNNも1日に観光業(yè)界関係者の話として「中國人観光客の入國をタイ政府が無制限に認(rèn)めても、現(xiàn)行の中國の政策では中國帰國後に長時(shí)間の隔離を受けることになる」と伝え、短期間のうちにタイの観光業(yè)が回復(fù)することは難しいと報(bào)じたことを紹介した。

さらに、タイ國內(nèi)では外國人観光客の受け入れ再開に経済回復(fù)への期待を寄せる一方で、感染狀況の悪化に対する懸念も広がっているとし、タイ保健省が実施した世論調(diào)査では92．4％の市民が「外國人観光客受け入れ再開により感染のリバウンドが起こりかねないことに憂慮を覚えている」と回答したことが明らかになったと紹介。タイ國內(nèi)では現(xiàn)時(shí)點(diǎn)でワクチン接種率が全人口のおよそ42％にとどまっていることを併せて伝えた。（翻訳?編集/川尻）