韓國?益山市の舊日本人農(nóng)場事務(wù)室に大量の金塊が埋蔵されているといううわさをめぐり、韓國の光復會（獨立運動家の遺族らによる団體）が益山市に発掘申請をしていたことが分かった。4日、韓國?朝鮮日報が伝えた。

記事によると、光復會は2日、「日本人の隠匿（いんとく）財産である益山の金塊2トンは消えたのか？埋葬場所が掘り返される」という題名の文章を公表?！缸罱?、日本人農(nóng)場主が埋蔵した場所と思われる階段下のコンクリートの床が地下まで掘り返され、後処理すらせずにみすぼらしく木の板で覆われているのが発見された」と主張した。

1914年に建てられた全羅北道益山市の舊日本人農(nóng)場事務(wù)室（國家登録文化財に指定）の地下に2トン（1400億ウォン相當）の金塊が埋蔵されており、日本人農(nóng)場主孫が所有権を主張し発掘を試みているといううわさは、今年の3月ごろに広まり、関心を集めていた。

光復會は8月、日本人が韓國人の財産を略奪して手に入れたと思われる金塊を発掘し、國家に帰屬することを目的に、益山市に埋蔵物の発掘と事前探査を申請。しかし同市は「建物を抗日獨立運動記念館に復元する事業(yè)に支障を來す可能性がある」として許可しなかったため、全羅北道行政審判委員會に益山市の処分を取り消すよう請求していた。これを受けて10月に同委員會が現(xiàn)場検証を行った際、階段下のコンクリート部分が掘り返されていることに気づいたという。

光復會は「コンクリートの床が掘られ金塊が盜掘されたことを確認するため、さらに探査が必要」と主張したが、同委員會は結(jié)局請求を棄卻した。光復會は「なぜ益山市は建物の床を壊すこともなく短時間でできる事前探査を許可しなかったのか、なぜ1年間放置していた日本人農(nóng)場事務(wù)所の復元事業(yè)を緊急予算で進めたのか、誰がなぜ床を破壊し放置しているのかについて検証?解明すべき」とし、金塊などが盜掘された形跡がないか文化財庁へ調(diào)査を依頼する意向を明らかにしているという。

これに対し益山市側(cè)は「この建物は3?1運動100周年記念事業(yè)である抗日獨立運動記念館建立事業(yè)の対象地。埋蔵物の探査?発掘よりも記念館建立事業(yè)の方が市民の利益になると判斷し不許可とした」と説明。また、「記念館として活用するために古くなった階段や柱、梁（はり）などの復元工事を進める過程で床に掘った跡が殘った」とし、「淺く掘られているため、盜掘された跡には見えない」と話しているという。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは、「益山市の公務(wù)員が怪しい」「確認くらいすればいいのに。金屬探知機でも調(diào)べられるでしょ」「復元する方が市民の利益？益山市の反論には納得がいかない。もし金塊があったとすれば、自分たちが手に入れたということだね」「日本人の建物をなぜわざわざ文化財にする必要が？」など、益山市の対応を疑問視する聲が多く寄せられている。

一方で、「ただのうわさだと思う。植民地時代といえ、日本人1人が金塊2トンを隠し持つなんて不可能では？」「何十年も昔の話でしょ。掘るならもっと早くに掘ってる」など、埋蔵説を否定するコメントも見られた。（翻訳?編集/丸山）