2021年11月5日、環(huán)球網(wǎng)は、臺(tái)灣問(wèn)題についてシンガポールの黃永宏（ン?エング?ヘン）國(guó)防相が「米國(guó)は遠(yuǎn)く離れるべきだ」と提言したことを報(bào)じた。

記事は、シンガポール紙?聯(lián)合早報(bào)の5日付報(bào)道を引用。米ワシントンで4日に行われた第12回アスペン?セキュリティー?フォーラムに出席した黃國(guó)防相が基調(diào)演説を行い、司會(huì)を務(wù)めた國(guó)際政治學(xué)者ジョセフ?ナイ氏の質(zhì)問(wèn)に対して自らの臺(tái)灣情勢(shì)に対する考えを示したと伝えた。

そして、ナイ氏が「現(xiàn)在の米國(guó)による問(wèn)題処理方法と、その過(guò)程で情勢(shì)判斷を誤る狀況が出現(xiàn)しうることへの懸念はないか」と質(zhì)問(wèn)したのに対し、黃國(guó)防相が「臺(tái)灣問(wèn)題はディープなレッドラインだ。ひとたび臺(tái)灣問(wèn)題に実質(zhì)的な衝突が発生すれば勝者は存在しない」と語(yǔ)り、「そこから遠(yuǎn)く離れるべきだ」と提言したことを紹介した。

また、黃國(guó)防相がその後現(xiàn)地メディアのインタビューを受けた際にも「各國(guó)はこのディープなレッドラインから離れるべき。近づき過(guò)ぎれば情勢(shì)判斷を誤る可能性があるからだ。衝突が起きれば全當(dāng)事者が負(fù)けることになり、米國(guó)と中國(guó)だけでなく、東南アジアひいては世界全體が混亂に陥る」と指摘したとしている。

記事はさらに、黃國(guó)防相が中國(guó)について「この10年、20年でアジアの経済発展をけん引する動(dòng)力になった」と語(yǔ)り、シンガポールやその他東南アジア諸國(guó)がみな米國(guó)だけでなく中國(guó)からも大きな影響力を受けていることから、米國(guó)と中國(guó)のいずれか一方に立たないよう各國(guó)に望む姿勢(shì)を示したと紹介?！竵I方から利益を得ているのに、どうしてどちらかを選択しなければならないのか」と述べたことを併せて伝えた。（翻訳?編集/川尻）