中國紙?瀟湘晨報(bào)は8日、米國を訪れた中國人教授が強(qiáng)盜に襲撃されたものの、「中國カンフーを使って撃退した」と伝えた。

南カリフォルニア大學(xué)を訪問していた湘潭大學(xué)公共管理學(xué)院の周批改（ジョウ?ピーガイ）教授は、今月1日午後3時(shí)40分ごろ、荷物を持ってロサンゼルスのチャイナタウン近くを歩いていたところ、突然車から降りてきた黒ずくめの男に拳銃を向けられた。

周氏はとっさに拳銃をたたき落とし、相手を蹴り倒した。周氏は相手を蹴った際に勢い余って自分も倒れたため、急いで立ち上がってスーツケースを手に元來た道を引き返した。距離を取ったところで顔がじんじんしていたためスマートフォンのカメラで撮影すると、頬から出血していた。

その後、追いかけてきた男ともみ合いになった。パソコンや身分証明書が入ったリュックサックをつかまれた周氏は、相手の顔を毆り、頭にひじ打ちを見舞った。そしてジャンプして拳銃を蹴飛ばすと、驚いた男は周氏のスーツケースを引きずりながら車に乗り込み、逃げて行った。周氏は仲間が武器を持っている可能性を考えて深追いはしなかったといい、地元の警察に被害を?qū)盲背訾俊?/p>

周氏が奪われたのはスーツケースや中に入っていた衣類など計(jì)3130ドル（約35萬円）。周氏は「今になって思い返すと少し怖い。その時(shí)は無意識に反応したが、実はとても危険だった。銃を突きつけられたら素直に金を渡せと言われるが、アメリカに來たばかりでよく分からなかった」とし、「まねをすることは勧められない。私は武術(shù)學(xué)校でカンフーを少し學(xué)んだことがあったから」と語った。

なお、カナダや英國、ドイツ、インドなど多くの國を訪れたことがあるという周氏は、インドでも強(qiáng)盜に遭遇したことがあることを明かし、「その時(shí)は相手が銃を持っていなかったので全く怖くなかった。なので、今回こんなことになるとは思いもしなかった」と話したという。（翻訳?編集/北田）