2021年11月7日、韓國(guó)?ファイナンシャルニュースによると、韓國(guó)に駐在する外交官とその家族らが相次いで問題を起こす中、外交官免責(zé)特権の適用により処罰を免れていることが物議を醸している。

記事によると、ソウル警察庁は5日、在韓國(guó)日本大使館の相馬弘尚前総括公使の事件について送検しないことを発表した。相馬氏は、文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)の対日姿勢(shì)に関し「不適切な発言」をしたとして韓國(guó)の市民団體に告発されたが、免責(zé)特権が適用されたという。

1日には、駐韓オランダ領(lǐng)事の家族がソウル市內(nèi)の路地で口論となった韓國(guó)人男性を車でひく事件があった。被害者の男性は「（領(lǐng)事の家族に）侮辱的なことをされた」「『私には免責(zé)特権があるから問題にならない』という態(tài)度だった」と話したという。

今年4月には駐韓ベルギー大使夫人がアパレル店員に暴行を加えた。3月には駐韓スーダン大使館の外交官が車でタクシーに突っ込み逃走し、負(fù)傷者も発生したが、いずれも免責(zé)特権が適用された。

これについて白石大學(xué)警察學(xué)科のキム?サンギュン教授は「捜査の現(xiàn)場(chǎng)でも外交官の免責(zé)特権により証拠集めや召喚調(diào)査が難しくなる場(chǎng)合がある」とし、「外交官派遣國(guó)での事前教育を強(qiáng)化し、問題を起こした外交官に対しては自國(guó)で処罰するなどの努力が求められる。韓國(guó)政府も國(guó)際會(huì)議などを通じて関連事項(xiàng)を改善しなければならない」と強(qiáng)調(diào)したという。

これを受け、韓國(guó)のネットユーザーからは「わざと車で人をひく行為も免責(zé)になるなんて衝撃的。人を殺しても韓國(guó)內(nèi)では処罰できないということ？」と驚く聲が上がっている。

また、「韓國(guó)人ならその場(chǎng)で逮捕されてもおかしくない犯罪。いくら國(guó)際協(xié)約とはいえ、無條件で免責(zé)特権を適用するのは時(shí)代遅れな考え方」「外交官らはむしろ一般人より大きな責(zé)任を追うべきでは」と指摘する聲や、「免責(zé)特権の範(fàn)囲を明確にしてほしい」と求める聲も。

そのほか、「國(guó)に力がないから、國(guó)民がこんな屈辱を味わうことになる」「韓國(guó)を見下す外交官は追放するしかない」「韓國(guó)の外交官も外國(guó)でさんざん問題を起こしている。なのに誰(shuí)一人としてクビにならない」などの聲も見られた。（翻訳?編集/堂本）