2021年11月8日、韓國?聯(lián)合ニュースによると、韓國の向こう5年間の経済規(guī)模に対する國家債務(wù)の増加ペースは、先進國35カ國?地域のうち最も速いと予測された。

國際通貨基金（IMF）が発表した報告書「財政モニター」によると、2026年の韓國の一般政府國家債務(wù)は、対GDP（國內(nèi)総生産）比66．7％を記録すると予想された。今年末基準(zhǔn)の51．3％に比べ15．4ポイント高く、上昇幅はIMFが先進國に分類した35カ國?地域の中で、韓國が最も大きかった。

韓國に次いで上昇幅が大きかったのはチェコ（8．7ポイント）で、ベルギー（6．3ポイント）、シンガポール（6．0ポイント）、香港（3．8ポイント）と続く。10ポイントを超えているのは韓國だけとなっている。35カ國?地域の対GDP國家債務(wù)比率は121．6％から118．6％に、3．0ポイント下がると予想された。日米英など主要7カ國（G7）も139．0％から135．8％に、3．2ポイント下がる見通しだという。

専門家らは、韓國は少子高齢化により稅金を払う人が減っていく一方で稅金の恩恵を受ける層が増えるため、「國家債務(wù)が増えるしかない構(gòu)造」にあると指摘している。ただ、韓國の今年末基準(zhǔn)の比率（51．3％）は35カ國?地域中25位で、現(xiàn)在の水準(zhǔn)は他國に比べ相対的に低く、「當(dāng)面の財務(wù)健全性に問題はない」と評価されているという。「現(xiàn)在の債務(wù)水準(zhǔn)より、債務(wù)が増えていくスピードが問題だ」と記事は指摘している。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「他國は債務(wù)比率が下がる傾向にあるのに、韓國だけが2桁の上昇か。『共に民主黨』の執(zhí)権が続けば、第2のIMF危機を招くかもしれない」「大統(tǒng)領(lǐng)選びを間違えたせいで國が焦土化してしまう」「負(fù)債先進國。そのうち『失われた100年』が訪れる」「南北統(tǒng)一に向けて北朝鮮と水準(zhǔn)を合わせようとしているのかな」「文在寅（ムン?ジェイン）政権がお金をじゃんじゃん使い、殘った債務(wù)は國民と次の政権が返済するわけか」など政権批判の聲が寄せられている。

一方で「國家債務(wù)が少なくてケチが付けられないから上昇幅を持ち出してきたの？。どうも信用できない」「債務(wù)比率が世界水準(zhǔn)よりずっと低い51．3％だから、少し上昇しただけで『債務(wù)増加ペースが速い』ということになる。記事の書き方に問題があるよ」など、記事の內(nèi)容への疑念の聲も多く見られた。（翻訳?編集/麻江）