日本の頭脳はなぜ中國に流出しているのか?「日本が復(fù)活するのは不可能」の聲も

Record China    2021年11月9日(火) 17時20分

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8日、観察者網(wǎng)は、日本の有力な學(xué)者が相次いで中國に流出している現(xiàn)狀に関する日本メディアの報道を紹介する記事を掲載した。寫真は東京理科大學(xué)元學(xué)長の藤嶋昭が移籍した中國の上海理工大學(xué)。

2021年11月8日、中國メディアの観察者網(wǎng)は、日本の有力な學(xué)者が相次いで中國に流出している現(xiàn)狀に関する日本メディアの報道を紹介する記事を掲載した。

記事は、日本の著名な光觸媒研究の専門家である藤嶋昭東京理科大學(xué)元學(xué)長が上海理工大學(xué)に活動拠點を移し、同大學(xué)が藤嶋氏のために數(shù)十億円を投じて新たに研究所を設(shè)立する予定であること、2019年には日本の脳神経研究の専門家である御子柴克彥氏が上??萍即髮W(xué)免疫化學(xué)研究所の教授となり、土木工學(xué)の専門家である上田多聞?北海道大學(xué)名譽教授も深セン大學(xué)での活動を選択したことなど、日本の學(xué)術(shù)界の重鎮(zhèn)的人物が続々と中國に活動の場を移していると日本メディアが報じたことを伝えた。

そして、日本メディアが日本の貴重な學(xué)者の中國流出について、資金や経費不足などにより日本國內(nèi)の學(xué)術(shù)研究環(huán)境が徐々に悪化していること、一方で中國の研究開発費用は2000年からの20年間でおよそ13倍にまで膨らみ、日本の研究経費の3倍にまで達していることを挙げ、「研究を続けたい」という學(xué)者の思いと、中國の優(yōu)れた研究環(huán)境が大きな原動力になっているとの見解を示したことを紹介している。

また、今年ノーベル物理學(xué)賞を獲得した米國籍の真鍋淑郎氏が日本の科學(xué)研究の現(xiàn)狀について「好奇心に駆られる研究が減り続けている」と語り、日本國內(nèi)で安定した資金や職位が不足していることで、畫期的な研究成果が生まれにくくなっていると指摘したほか、米國籍を取得した理由について「協(xié)調(diào)の中で生きていく能力がないので、日本に帰りたくない」「日本人では他人に迷惑をかけないよう協(xié)調(diào)を図るが、米國では他人がどう思うかをあまり気にする必要はない」と語ったことを伝えた。

さらに、真鍋氏が日本では科學(xué)者と政策決定者の間の意思疎通も不足しているとも指摘したことを紹介した。

記事は、日本のメディアが日本政府も學(xué)術(shù)界を取り巻く環(huán)境に危機感を抱いており、岸田文雄首相が就任前の8月に科學(xué)研究への資金投入を拡大し、國內(nèi)の大學(xué)向けに10兆円の基金を設(shè)け、世界一流の研究型大學(xué)を作る意向を示したと伝える一方で、「日本が今後優(yōu)秀な學(xué)者を呼び込めるか、世界的の魅力のある研究機関を作れるかは、今後の具體的な政策を見る必要がある」と評したことを伝えている。

この件について中國のネットユーザーからは「30年間成長しない中で科學(xué)技術(shù)分野の予算を増やせば、醫(yī)療、教育、年金、國防、インフラ、中小企業(yè)支援、治安などさまざまな部分の予算が減ることになる。日本が復(fù)活するのは不可能」「年功序列で上昇の余地がない日本に流れるのは二流、三流の人間。一流の人間は米國でチャレンジし、そこで天井にぶつかったら中國に戻ってくる」「この世代の日本人研究者はかねてより日本の學(xué)生に失望し、中國人學(xué)生を弟子として育成に力を入れてきた。その弟子たちが先生を中國に呼び寄せようとしているのだろう」といったコメントが寄せられた。(翻訳?編集/川尻

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