2021年11月9日、韓國メディア?韓國経済は、SKアイイーテクノロジー（SKIET）を「日本を抑えて世界一になった」「無謀な挑戦が成功した」企業(yè)だと紹介した。

SKIETはSKイノベーションの素材子會(huì)社で、リチウムイオンバッテリー用セパレータを生産している。セパレータはバッテリーの4大基幹素材（正極材、負(fù)極材、セパレータ、電解質(zhì)）の中で最も収益性が高く、同社の営業(yè)利益率は30％水準(zhǔn)だという。今年5月には株式市場に上場?，F(xiàn)在、プレミアム濕式セパレータ市場でシェア1位（26．5％）となっており、旭化成（23．7％）、東レ（23．6％）など「長い歴史を持つ日本のセパレータ企業(yè)を抑えてトップに立った」と、記事は評(píng)している。

SKIETは2003年にわずか5人でセパレータ事業(yè)に飛び込んだ。當(dāng)時(shí)の創(chuàng)立メンバーによると、「通常はパイロット工場で商業(yè)生産に成功したあとに量産ラインを建設(shè)するが、量産ラインを先に発注してから、パイロット工場を稼働した」という。後発の企業(yè)だけに、「日本の企業(yè)とは異なる道を選択しよう」と考え、世界で初めてセパレータに逐次延伸工程を取り入れた。

2000年代末にはIT機(jī)器バッテリーの爆発事故が相次いだが、SKIETはこれをチャンスと見て従業(yè)員を顧客企業(yè)に派遣し、「SKセパレータを裝著すれば火災(zāi)リスクを下げられる」と説得。そのうちの1社がノキアで、ノキアがSKIETのセパレータを採用したことから、市場における同社の評(píng)価が急上昇した。その後、SKIETは韓國や中國の企業(yè)だけでなく、日本のソニー、パナソニック、三洋電機(jī)などにも製品を供給するようになったという。

また、電気自動(dòng)車用バッテリーに用いるセパレータはより厳しい條件が求められるため、10年にセラミックコーティングセパレータ（CCS）技術(shù)の開発に至った。05年から21年までに生産されたSKIETのセパレータが裝著されたバッテリーは、いまだ火災(zāi)事故の発生は報(bào)告されていない。電気自動(dòng)車用バッテリー市場の予想以上の成長によりグローバル生産拠點(diǎn)も広がっており、中國、ポーランド工場が稼働中で、さらには米國工場の新設(shè)も検討中だという。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「誇らしい挑戦だ」「文政権が最もよくやったことは、日本が輸出規(guī)制をした時(shí)に『日本には二度と負(fù)けない』と真っ向から立ち向かったこと」「企業(yè)も文政権になって飛躍的に発展した」など喜ぶ聲が上がっている。

一方で「尿素水がなくて國の大動(dòng)脈が揺らいでいるというのに、『日本を抑えた』と喜んでいる場合か？。日本に追いつくにはまだまだだよ。こんなことを書くと親日と言われるかな？」「こんな宣伝記事はいいから、尿素水を作ろうよ。高額な輸入に依存せず、國內(nèi)生産を」「尿素水がないと騒ぎになっているのに。日本じゃ有り余ってるらしいのに、譲ってもらえずわざわざ豪州まで軍用機(jī)を飛ばすらしいな」「フッ化水素の國産化は失敗して、日本企業(yè)を誘致したと聞いたけど」など否定的な聲も寄せられている。（翻訳?編集/麻江）