香港の歌手で女優(yōu)アニタ?ムイ（梅艶芳）の伝記映畫(huà)「梅艶芳」が9日、北京市でプレミア上映を行い、チャン?イーモウ（張蕓謀）監(jiān)督やフォン?シャオガン（馮小剛）監(jiān)督らが出席した。

香港を代表する女性トップスターだったアニタ?ムイは2003年12月、子宮頸（けい）がんのため40歳の若さで他界。その波瀾の生涯を描く映畫(huà)「梅艶芳」は、「コールド?ウォー」（寒戦） シリーズなどで知られるリョン?ロクマン（梁楽民）監(jiān)督が手掛け、今月12日から香港はじめ中國(guó)、臺(tái)灣で公開(kāi)予定となっている。

9日、北京市で行われたプレミア上映には、生前に親交があったチャン?イーモウ監(jiān)督も出席。映畫(huà)について「何度も涙がこぼれ、もう長(zhǎng)年會(huì)っていないので彼女を戀しく思った」と語(yǔ)っている。

チャン監(jiān)督は04年の映畫(huà)「LOVERS」でアニタ?ムイをキャスティングしていたが、容體が悪化したことで中國(guó)の女優(yōu)ソン?ダンダン（宋丹丹）を代役に起用。しかし最後までアニタ?ムイを待ち続けていたといい、その心情を綴った手紙を本人に送ったことも明かしている。「もう無(wú)理なのは分かっていたが、彼女を少しでも勵(lì)ましたかった」と、當(dāng)時(shí)の心境について語(yǔ)っている。

フォン?シャオガン監(jiān)督も映畫(huà)「梅艶芳」の表現(xiàn)が非常に細(xì)やかで、涙が止まらなかったと絶賛している。アニタ?ムイの生前、不治の病であることを知らされショックを受けたことを鮮明に覚えているといい、「大丈夫よ、死ぬのは怖くない」と目の前で言われた時(shí)の衝撃は、あまりにも大きかったと明かしている。

映畫(huà)「梅艶芳」では今月4日、チャン?イーモウ監(jiān)督やフォン?シャオガン監(jiān)督はじめ、女優(yōu)のタン?ウェイ（湯唯）らが、この映畫(huà)とアニタ?ムイを語(yǔ)るスペシャル動(dòng)畫(huà)を解禁しており、劇場(chǎng)公開(kāi)に向けて盛り上がりを見(jiàn)せている。（Mathilda）