Record China 2021年11月14日(日) 10時40分
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米海軍の原子力潛水艦が南シナ海で起こした衝突事故で、香港紙は現(xiàn)場付近の上空で放射性物質(zhì)を探知できる米軍偵察機(jī)が調(diào)査活動と報じた。米軍は「原子力推進(jìn)機(jī)関には被害なし」としていた。
米海軍の原子力潛水艦が10月初旬、南シナ海で潛航中に起こした衝突事故をめぐり、米軍が衝突現(xiàn)場付近の海域上空に放射性物質(zhì)の探知能力を持つ偵察機(jī)を派遣し、調(diào)査活動を行っていたことが明らかになった。香港紙が報じた。事故後、米軍は「原子力推進(jìn)機(jī)関に被害はなかった」としていた。
事故を起こしたのはシーウルフ級攻撃型原子力潛水艦「コネティカット」。米海軍によると、10月2日、南シナ海の公海で潛航中に正體不明の物體に衝突し、艦首の一部がえぐれるなど強(qiáng)い衝撃を受けて乗組員15人が負(fù)傷した。事故後、コネティカットは浮上したまま自力でグアム島に戻った。グアム島で損傷狀況の點(diǎn)検を終えた後、ワシントン州ブレマートンの基地に戻って修理される。
米CNNなどによると、事故原因について、米海軍は「調(diào)査の結(jié)果、正體不明の物體は海図に載っていない未知の海山だったことが分かった」と発表。調(diào)査結(jié)果を受け、「適切な判斷、航行計畫に際しての慎重な意思決定と手順の順守、監(jiān)視班の職務(wù)遂行、リスク管理があれば防げた事故だった」として、艦長、副艦長と最先任上級曹長が解任された。
この事故について、香港の英字紙「サウスチャイナ?モーニング?ポスト」(SCMP)は「米軍は11月に入って現(xiàn)場付近の海域上空に放射性物質(zhì)を探知するWC-135コンスタントフェニックスなどの偵察機(jī)を飛行させ、調(diào)査活動を行っていたことが明らかになった」と報道?!阜派淠苈─欷慰赡苄预馀懦扦胜顩rだ」と伝えた。
北京に拠點(diǎn)を置く海洋シンクタンク「南海戦略態(tài)勢感知計畫」(South China Sea Strategic Situation Probing Initiative)はホームページ上で、衛(wèi)星畫像から、コンスタントフェニックスを含む米軍の偵察機(jī)5機(jī)が事故海域上空で活動していたことを明らかにした。
SCMPは北京の軍事専門家の「コンスタントフェニックスが南シナ海地域に來るのは珍しい。この地域での最後の活動は、2020年1月にさかのぼる」との話を紹介。専門家は「コンスタントフェニックスは放射性物質(zhì)を調(diào)べるために南シナ海地域に滯在していた可能性がある」との分析を明らかにした上、「コネチティカットが海中事故で船體にダメージを受けた際、放射能漏れがあった可能性を示唆している」とも話したという。
今回の事故に関して中國外交部は繰り返し「深刻な懸念」を表明。米國に詳細(xì)な説明を求めている。さらに「米側(cè)は『原潛が正體不明の物體に衝突した』という支離滅裂な聲明を出すなど、透明性が欠如しており、米政府の無責(zé)任さを露呈している」と強(qiáng)く批判していた。(編集/日向)
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