2021年11月12日、中國(guó)新聞網(wǎng)は、東京五輪體操女子個(gè)人総合の金メダリストである米國(guó)のスニーサ?リーさんが、米國(guó)內(nèi)で人種差別被害に遭ったことを告白したと報(bào)じた。

記事は、米國(guó)中文網(wǎng)の報(bào)道を引用し、リーさんが先日、米ポップカルチャー系メディアの取材を受けた際に、數(shù)週間前に米ロサンゼルスから地元のミネソタ州セントポールに戻る時(shí)にアジア系住民を差別する言葉を浴びせられたと告白したことを紹介。リーさんによると、その日はアジア系女性の友人とUberで手配した車を待っていたという。その際、1臺(tái)の車がやってきて、中の人物が車を運(yùn)転しながら差別的な罵聲を浴びせるとともに「もとの場(chǎng)所に帰れ」などと言い放ったほか、車內(nèi)の別の人物がリーさんの腕に催涙用のコショウを撒いたという。

リーさんは取材に対して「腹が立ったが、彼らは逃げてしまったので何もできなかった。私は彼らに何もしていない。私に面倒が降りかかるようなことはしたくなかったので、成り行きに任せるしかなかった。不愉快だが、起こったことを話すことが大切だということは分かっている」と語ったという。

リーさんは18才。來年アラバマ州のオーバーン大學(xué)の體操チームに加入する予定で、來年の試合のチケットはすでに売れ切れたという。リーさんが「あらゆる人の視線が私だけでなく、私の大學(xué)のチーム全體に向けられることになる」と述べ、自身の影響力が大きくなっていることを意識(shí)する様子を見せたことを記事は伝えた。（翻訳?編集/川尻）