物流による感染拡大が相次いで報(bào)じられている中國で、新型コロナウイルスが2週間殘存していた可能性が報(bào)じられた。中國紙?北京日報(bào)などが伝えた。

報(bào)道によると、遼寧省大連市では先日、コールドチェーンの倉庫で働いていた従業(yè)員が検査で陽性を示した。その後、この倉庫を利用していた食品會(huì)社の社員や食品が納入された大學(xué)で感染が広がったという。

一方、北京市海淀區(qū)では、感染が拡大していた內(nèi)モンゴル自治區(qū)から送られた小包から新型コロナウイルスが検出された。小包は10月31日に屆けられたもの。11月13日に內(nèi)モンゴル自治區(qū)の警察當(dāng)局から受取人に「こちらで小包から相次いでウイルスが検出されている」との連絡(luò)があった。受取人は翌14日に住民委員會(huì)を通じて海淀區(qū)疾病管理センターに報(bào)告、検査したところ受取人の小包の內(nèi)包の不織布の袋から陽性反応が出たという。

これを受け、同建物は15日に一時(shí)緊急封鎖され、関係者にはPCR検査と隔離措置が取られた。なお、全員の陰性が確認(rèn)されたため封鎖はすでに解除されている。

郵便物の受け取りから2週間がたっていたにもかかわらず陽性反応が出たことで、市民からは「新型コロナウイルスの生存期間はいったいどれくらいなのか」と疑問の聲が上がった。

これについて海淀區(qū)疾病予防管理センターの擔(dān)當(dāng)者は「新型コロナウイルスの生存期間については、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で科學(xué)界において統(tǒng)一的な定説はない」と説明。また、「小包にはウイルスの遺伝子斷片の検査が行われ、通常は二つの斷片を検査することでウイルスを特定できる。ただ、不織布の袋から陽性反応が出たということは、その袋がこれまでに新型コロナウイルスに汚染されていたことしか示さず、袋のウイルスが現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で活性を持っているか、伝染性があるかについては不明。それは國のトップクラスの実験室で培養(yǎng)しなければ分からない」と述べた。（翻訳?編集/北田）