2014年5月22日、「中國(guó)土司遺産」の登録申請(qǐng)書類が今年3月に世界遺産センターに提出された。土司とは、元?明?清代に西南地區(qū)の少數(shù)民族の首長(zhǎng)で世襲の官職を與えられた者、あるいは官職を授けその地の人民を支配させた制度。中國(guó)國(guó)家文物局は貴州、湖南、湖北の3省を現(xiàn)存する最も代表的な土司遺跡と確定し、共同で2015年に世界文化遺産に申請(qǐng)する。新華社が伝えた。

【その他の寫真】

「中國(guó)土司遺産」には湖南省永順老司城遺跡、湖北省唐崖土司城遺跡、貴州省播州海竜屯が含まれる。3カ所の遺跡は、多民族が居住する湖南省、湖北省、貴州省の交わる地域に分布し現(xiàn)存する大規(guī)模で完全な形の土司城遺跡である。現(xiàn)存する遺跡には土司城遺跡、土司軍事城址、土司官寨、土司衙署建築群、土司荘園、土司家族墓葬群などが含まれる。

現(xiàn)在、土司遺産の遺跡3カ所の考古発掘作業(yè)は全て完了し、遺跡內(nèi)の住民は移転し、遺跡現(xiàn)場(chǎng)保護(hù)といった作業(yè)は終盤に近づいている。國(guó)連世界遺産委員會(huì)の専門家が7月に現(xiàn)場(chǎng)を訪れ、考察と評(píng)価を行う。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/YH?編集/武藤）