2021年11月17日、日本の華字メディア?日本華僑報(bào)網(wǎng)は、米中首脳によるオンライン會(huì)談で見えたある「溫度差」に日本の政界やメディアが注目していると報(bào)じた。

記事は、米中両國首脳が16日に実施したオンライン會(huì)談について、両國関係のみならず、日米中による地域外交、ひいては國際社會(huì)にとって重大な出來事であるため、日本の政界やメディアも注視したと伝えた。

そして、政界では松野博一官房長官が16日の記者會(huì)見で「第三國の會(huì)談であり、多くのコメントは差し控える」とした上で「同盟関係を持つ國が信頼関係を通して、中國に大國としての責(zé)任を果たさせることを希望する」と述べたとし、松野官房長官が會(huì)談への稱賛を避けたことについて、日本が中國に対してのみならず、約50年前の「ニクソンの頭越し外交」を再現(xiàn)した米國に対しても不満や焦燥感を抱いていることがうかがえるとする日本メディアの分析を紹介した。

また、日本メディアの反応については、大手紙がそろって「衝突の回避」を大きなポイントと捉え、「米中が対立、衝突を望まず、いずれも互いの努力によって両國関係上の問題を解決する能力を持つということを認(rèn)識(shí)した」との見方をしたと解説。さらに重要な點(diǎn)として「米國が中國と対立、さらには対抗する際に総じて歐州や日本、オーストラリアといった同盟國を引きずり込み、自身のグループがいか大きいかをアピールする一方で、米國が中國との関係を和らげようとする際には同盟國をそっちのけにする。このような米國の態(tài)度は同盟國に物悲しい感情を抱かせ、米國と同盟國間の信頼に新たな亀裂を生じることになる」という考え方を挙げている。

記事はその上で「今、人びとは外交が國家の利益の最大化を追求するものだという名言を改めて実感しているかもしれない。米國の後ろで旗を振り、米國を追いかけ続ける同盟國を『片隅で泣いている』と形容するのは時(shí)期尚早かもしれないが、彼らは中國の信頼を失えば必然的にさまざまな損失が生じることを知るべきだ。今大切なのは、後悔することより反省することなのだ」と評(píng)した。（翻訳?編集/川尻）