フィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズ?ロシア杯の欠場(chǎng)を発表した羽生結(jié)弦の今後について、中國メディアが注目している。気になるのはやはり、來年2月の北京五輪への出場(chǎng)のようだ。

日本スケート連盟は17日、「けがの回復(fù)が遅れているため」として、26日からのロシア杯を欠場(chǎng)することを発表した。羽生は今月4日、練習(xí)で右足関節(jié)靱帯を損傷したことを発表し、12日からのNHK杯への欠場(chǎng)を表明していた。

中國紙?瀟湘晨報(bào)は、「12月22日から埼玉で開催される全日本選手権で、羽生結(jié)弦は遅い冬季五輪シーズンのデビューを迎えることが期待される。全日本選手権は冬季五輪選考會(huì)でもある」と説明。また、「全日本選手権に間に合わなかったとしても、日本スケート連盟は特例を設(shè)けた過去がある」とし、2017/18シーズンに右足を負(fù)傷した羽生が全日本選手権を欠場(chǎng)しながらも平昌五輪の出場(chǎng)権を獲得したことを挙げた。

一方で、2017/18シーズンはGPシリーズなどに出場(chǎng)していたものの、今回は3月の世界選手権以降、大會(huì)への出場(chǎng)がないため「ブランクの長さ」が懸念材料と指摘。3カ月のブランクを経て出場(chǎng)した平昌五輪で金メダルを獲得した4年前と比べても、北京五輪にぶっつけ本番で臨み優(yōu)勝をさらう難易度は「さらに高い」との見方を示した。

中國紙?北京日?qǐng)?bào)は、「羽生は4年前の平昌五輪の前も一連の大會(huì)を欠場(chǎng)し、ぶっつけ本番で臨んだ。その結(jié)果、試合に神秘的な空気をもたらし、喝采と優(yōu)勝を勝ち取り、66年ぶりの五輪連覇を達(dá)成した」と説明。今回も同様に、ぶっつけ本番で北京五輪に臨むことになるかもしれないと伝えた。

羽生はまだ北京五輪への出場(chǎng)を明言していないが、同記事は「五輪の夢(mèng)をあきらめるのは羽生自身が納得できないことだろう」とし、中國でも人気の高い羽生の出場(chǎng)に期待を寄せた。（翻訳?編集/北田）